いつか、金日成主席は朝鮮革命の経験を紹介してくれることを要請するある国の人士に、わたしは農業協同化を進める際、幹部に、 外国のよい経験は学ぶべきであるが、それがわが国の実情と朝鮮革命の利益に合致するかどうかを味わってみて「胃」が受け入れれば飲みくだし、そうでなければ吐きすてるべきだといった、革命の遂行で必ず守るべき公式があるとすれば、それはすべての問題を自分の頭で考え、自力で処理することである、これ以外に他の公式はあり得ない、という意義深い助言をおこなった。
これは主席が革命闘争の全期間、一歩も譲歩せずに具現した革命の公式であった。
主席が従来の労働者階級の革命理論と異なる新たな社会主義革命理論を打ち出すことができたのは、まさにチュチェという革命の公式があったからである。この公式によって主席は社会主義革命と社会主義建設に関する戦略戦術と方途をはじめ、理論的・実践的諸問題に独創的で科学的な解答を与えたのである。