それは自然と社会を改造するすべての活動において、人間をより有力な存在に育成することを最初の工程とし、革命と建設において提起されるすべての問題を人間の創造的役割を高める方法で解決することである。
人間の活動を基本にして世界の変化発展に対応するうえで提起される基本要求は、まず、自然と社会を認識し改造するすべての活動において人間をより強力な存在に育成することを最初の工程とすることである。
人間は認識と実践の主体である。世界にたいする認識と実践活動を要求するのも人間であり、それを実現するのも人間である。人間は自主的な思想意識とともに世界を認識し改造しうる創造的能力、認識能力と実践能力を持っている。人間は自主的な思想意識と認識能力、実践能力が高いほど世界の本質と運動法則をより徹底的に認識し、世界を自己の自主的要求と利益に即してより能動的に改造することができる。それゆえ認識と実践のすべての活動において、人間をより有力な存在に育成することを最初の工程としなければならない。
人間の活動を基本にして世界の変化発展に対応するうえで提起される基本要求はまた、認識と実践活動において、提起されるすべての問題を人間の創造的役割を高める方法で解決することである。
人間の認識と実践活動には一定の物質的技術的手段が参加し、それは一定の環境で行なわれる。ここで物質的技術的手段と環境は認識活動と実践活動に大きな影響を及ぼすようになる。しかし世界にたいする認識と改造の決定的な要因は、人間そのもの能動的役割、創造的活動である。客観的条件の作用がいかに大きくても、それが人間の主導的な作用と役割を代替することはできない。それで自然と社会を認識し改造するうえで提起されるすべての問題は、人間の役割を高めるのを根本的方法にして解決しなければならない。
認識と実践活動において、人間の役割を最大限に高めるためには、政治活動を優先させて人々をして自覚的な熱情と創造性を積極的に発揮するようにしなければならない。同時に対象の特性と物質的技術的手段、作られた環境に合わせて力量関係を正しく判断して、人間の創造的能力が科学的に、合理的に利用されるようにしなければならない。そうする時、人間の役割を最大限に高めて認識活動と実践活動において最上の成果を収めることができる。
