金正恩総書記が平安北道の被害復旧建設現場を現地指導

【平壌11月5日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である敬愛する金正恩同志が11月4日、平安北道の被害復旧建設現場を再び現地指導した。

 朝鮮労働党中央委員会の書記である趙甬元、李日煥の両氏と党中央委員会の当該の幹部たちが同行した。

 朝鮮労働党平安北道委員会の李煕用責任書記、被害復旧建設に動員された人民軍部隊と白頭山英雄青年突撃隊の指揮官たちが現地で敬愛する金正恩総書記を迎えた。

 被災地に都市に劣らない文化的で現代的な住宅を立派に建設して理想的な「農村文化都市」をつくるという党中央の戦闘的アピールに応えて敢然と立ち上がった全ての建設者の力強い愛国闘争によって、災難に見舞われた祖国の北西部の島の地域に連日、立派な新しい農村がその姿を現しながら、優れた朝鮮式社会主義制度の素晴らしい現実を力強く示し、明日に対する信念と楽観を抱かせている。

 金正恩総書記は、義州郡於赤里と新義州市下端里の被害復旧地域を見て回り、建設状況を具体的に確かめた。

 金正恩総書記は、わずか数カ月前に洪水による危険事態が発生したとき、地域の住民を緊急救助し、荒れ狂う水に浸った村々を眺めながら胸を痛めていた記憶がおりのように心の中に沈み、その間常に気持ちが重かったが、今は頑丈な堤防が築かれ、安全地帯に独特な様式を誇りながら競い合って建てられるさまざまな複数の類型の都市型農村住宅を見て感無量である、本当に甲斐があり正確な決定を下し、われわれの力を信じてわれわれの力で大きな変化をもたらしたと言って大いに喜んだ。

 金正恩総書記は、党の軍隊、人民の軍隊としての聖なる使命を常に完璧に遂行してきたわが軍と、党の頼もしい後続部隊、先兵という栄えある名声にいつも忠実であったわが青年が、人民死守の第一線であるここ被害復旧戦場でも祖国の呼び掛けと革命の要求に背かず、特有の勇猛をもって立派な建設成果を収めていることに大きな満足の意を表し、建設者の輝かしい偉勲と革新を高く評価した。

 金正恩総書記は、膨大な今回の被害復旧建設闘争を通じて、われわれは再びわれわれの力を信じるようになった、自分はこれをいかなる結実よりも重要な精神的財産と見なす、われわれは無尽強大なわれわれの自力を今一度強烈に体験しており、自生・自決の精神と聖なる愛国闘争の中で互いに助け導き合うわが社会の一心団結がより強固なものになっていることを確信していると力を込めて述べた。

 金正恩総書記は、偉大なわが国家だけが持っているこの世に唯一無二の不敗の精神と力から当然、われわれは自負を抱くべきであり、その尽きない誇示によってより堂々とした生き甲斐のある明日を絶えず創造すべきであると述べ、不幸に見舞われた人民のためになり、災難を被った祖国の傷を癒す愛国・愛族の栄えある闘いに引き続き総奮起して、必ず目標通りに立派な結実をもたらそうと語った。

 そして、何事であれ始めが重要であるが、仕上げはもっと重要である、これから残っている工事課題をいかに遂行するかによって復旧建設に対する評価が左右されると述べ、十倍、百倍の責任感と奮闘と勇気をもって緊張した闘いを続けることで、終盤の期間にさらなる革新的成果を収めようと建設者を積極的に鼓舞・激励した。

 金正恩総書記は、工事を立派に仕上げるためには、技能工の陣容を補強し、国家的に解決すべき一連の問題があるとして当該の対策を指示し、被害復旧戦闘を12月党総会を迎えて最高の水準で完工する決心を下し、復旧建設を成功裏に早めるための具体的な教示を与えた。

 金正恩総書記は、蒸し暑い夏に青年と軍人が被害復旧建設戦場に進出したが、いつの間にか季節が変わった、その間泥だけが積もっていた被災地に一つの「農村文化都市」が姿を現したが、われわれの若者たちの創造的闘争によってもたらされた変化が季節の変化より速い、青年と軍人がその間、祖国と時代の前に堂々と立つために本当に多くのことをやり遂げたと重ねて評価し、自分らの創造物ごとに愛国の汗を惜しみなくささげている頼もしい建設者の不屈の闘争によって、やがてここに素晴らしい大変革の歴史が開かれるであろうと確言した。

 金正恩総書記の信頼さえあれば地球をも持ち上げるという野心満々たる胆力と闘志を百倍にし、聖なる闘争目標を目指してもう一度総決起した全ての建設者は、必ず世紀を驚かせる被害復旧戦場での建設神話を創造する決意に満ちていた。