朝鮮労働党中央委員会第7期第5回総会では今日の正面突破戦で教育を改善するための課題と方途を提示している。
「国の文明は教育水準によって保証され、わが国の未来は教育事業をいかに行うかにかかっています」
今日の正面突破戦で教育を改善することが重要な課題の一つとして提起されるのは、まさに教育が科学技術の母、国力を誇示する重要な表徴として教育強国、人材強国建設はつまり経済強国建設であり、社会主義強国建設だからである。
国家間の国力競争が科学技術競争、それを裏打ちする教育競争、人材競争となっている今、教育を軽視し、人材を重視しなければ、国と民族が発展することもできず、他人に従属されて結局滅ぶようになる。
教育を改善する上で重要なのは何よりもまず、全般的な大学の構成と教育綱領を引き続き改善していくことである。
教育は発展する現実と世界的な趨勢に合致する科学的な教育システムと綱領に依拠するとき、成果を収めることができる。
教育部門では現代の教育発展趨勢と教育学的要求に即して教育システムを更新し、教育内容と方法を改善し、教育を科学化しなければならない。
教育を改善する上で重要なのは次に、教育内容を改善し教育水準の差を減らすことである。
教育内容を改善し、教育水準の差を減らすことはすべての学生をその準備程度と素質、年齢心理的特性に即して教育して彼らを誰もが多方面的な知識を備えた社会主義強国建設の人材として育成する上で重要な問題である。
教育内容を実用化、総合化、現代化し、教育と科学研究、生産を密着させ、教育条件と環境を改善し、中央と地方の教育水準の差を減らすための事業を実質的に推し進めなければならない。
教育を改善する上で重要なのはまた、教員陣容を質的に固めることである。
根が丈夫であってこそ充実な実がなるように、高い教育者的資質と高尚な品性を兼備した頼もしい教員が全国の教育部門を守っていれば、将来の立派な人材を育てる事業は問題とならない。
教員陣容を強化するためには教員養成事業を改善しなければならない。
小学校、中学校段階の教育を受け持つ教員を質的に養成しなければならない。中学校の卒業生の中で勉強もよくでき、品性も優れた学生たちを選抜して教員大学、師範大学に推薦し、大学では将来が見える大学生たちを受け入れて能力のある教養員、教員に育てなければならない。
教員大学と師範大学を次世代の教育の原種場らしく現代的に整備し、師範教育の質を決定的に改善し、教員大学、師範大学の卒業生が学生たちにたいする教授教育を高い水準で担当遂行できるようにしなければならない。
大学の教員陣営をさらに強化しなければならない。
大学で博士教育を受けた対象の中で実力が高く、教育者としての展望の良い対象として教員陣営を整えなければならない。
教育を改善する上で重要なのはまた、教育条件と環境を一新するための事業を手間を掛けて実質的に行うことである。
立派な環境と条件でのみ教育における成果が得られる。
このためには社会的に教育を重視する気風を確立し、全人民が保護者となって教育条件と教育環境を改善するための事業に一致して奮起させなければならない。これとともに教育にたいする国家的投資を決定的に増やし、教育に必要な物質的条件を十分に保障しなければならない。
朝鮮労働党の賢明な指導の下に朝鮮のすべての教育機関では自分の地に据え、目は世界を見る主体的な観点でもっとも立派な自己方式の教育システムと教育条件を整えて新しい世代を社会主義強国建設の頼もしい活動家として育てるための闘争が力強く展開されている。