金日成主席の忠実な戦友であり、主席の偉業の継承者である金正日国防委員長は金日成主席が成し遂げた思想的・理論的および社会的・歴史的業績がもつ絶対的意義を正当に強調しながら、自分の数多くの著作でそれぞれの理論的および実践的諸問題を発展豊富化し、それを具現するための活動を直接指導している。
チュチェ思想は社会生活と人間生活のすべての側面を新たな角度で再認識させ、世界を革命的に改造する歴史的闘争過程で提起される諸問題を成功裏に解決できるようにする現代の革命的世界観の整然たる体系である。
朝鮮民主主義人民共和国に樹立した朝鮮式社会主義は多くの試練と障害にもかかわらず、金正日国防委員長の賢明な指導の下に朝鮮労働党と社会主義国家の政策が独創的な主体的世界観の頼もしい基礎をもっていることにより、成果的に発展している。
次に、金正日国防委員長が曲折を経ている国際共産主義運動隊伍に直接的な思想的影響を与えていることについて指摘せざるを得ない。
国防委員長はすでに修正主義の台頭と政権党の変質の危険性について指摘した。
ソ連と他の一部の国々における社会主義の崩壊後、社会主義制度が崩壊した原因にたいする国防委員長の深奥で明哲な分析は、暗中模索していた多くの共産主義者の眼界を広め、事態を正しく見て力量を結束させて新たな闘争に立ち上がるようにし、理論と実践、戦略と戦術を新たに作成できるようにしている。
金日成主席と金正日国防委員長は数十年以来、事実上初めてといえる1992年に共産主義的政党をはじめ、社会主義を志向する諸政党の党首と代表が、朝鮮を訪問する期間に多務的、総務的接触をもつようにしてくれた。
数多くの政党の党首と代表が平壌宣言に署名した。
金正日国防委員長の著作である「社会主義建設の歴史的教訓とわが党の総路線」「社会主義に対する誹謗は許されない」「社会主義は科学である」「革命の先輩を敬うのは革命家の気高い道徳的信義である」などは国際共産主義運動と全般的解放運動の思想的・理論的更新に大きな寄与をしている。
金正日国防委員長は世界解放運動のもっとも傑出した指導者の一人である。
(ロシア「共産主義者同盟」党中央委員会委員ウラジーミル・マルコフがロシア新聞「パトリオット」第6号(1996年)に発表した記事)