チュチェ105(2016)年11月のある日、三池淵学生少年宮殿を訪れた金正恩総書記が弦楽グループ室に立ち寄った時のことである。
グループ員たちの歌の演奏を自ら聞いてくれ、演奏がうまいと高く評価していた総書記はふと部屋の配置がよくない、小さな部屋の中で多くのグループ員たちが楽器を演奏しているので、響きが大き過ぎると話した。しばらく後、金正恩総書記は音調が高いようであるが、このように音が高いと、グループ員たちの聴覚を損う恐れがあると助言を与えてから宮殿でグループの規模と性格に合わせてグループ室の配置をやり直すようにした。