ある年の12月であった。
長い病気で治療を受けている中、伝染性疾患に移り、面会拒絶と言い渡された人民軍のある指揮官が病院の入院室の窓辺で寒風が吹く外を眺めていた。
窓越しに見える面会者たちの姿に彼の心が乱れていた。親しい同志はもちろん、家族さえも接することができない彼であった。
ところがその時入院室のドアを開けて入る人がいた。それは他ならぬ
嬉しさの余り
彼は自分の方へ近づく
「だめです。どうぞお帰りください」
すると
そして私が訪ねてくることだけであなたの病気が治りさえすればいつでもくる、病気になると親しい人々が懐かしくなるはずだといった。
このような同志愛を身につけてひたすら人民と兵士に熱い情と愛、精神を植えつける