自主性をめざす人民大衆の闘争は社会改造と自然改造、人間改造のすべての領域で全面的に行われるようになる。
「自主性をめざす闘争は社会改造、自然改造、人間改造のすべての領域で全面的に進められなければなりません」
人民大衆が進める自然と社会、人間自身を改造する闘争はすべて、人民大衆の自主性を擁護し実現する闘争である。
社会を改造する闘争は人民大衆が階級的及び民族的従属から脱して自主的な生活を享有できる社会的・政治的条件をつくる闘争である。
人々が自主的に生き発展するためには自主性を踏みにじり、抑圧する古い社会制度を覆さなければならない。
新たな社会主義制度の樹立は、自主性をめざす人民大衆の革命闘争の発展において歴史的転換となる。
先進的な社会主義制度が樹立されることにより、自主性にたいする人民大衆の志向と要求を踏みにじり、抑圧する搾取階級と搾取制度が最終的に一掃され、人民大衆が自らの手に国家主権と生産手段を掌握し、自主的な生活を思いっきり享有できる条件がもたらされる。
自然を改造する闘争は人民大衆が自然の束縛から脱して自主的な生活を享有できる物質的条件をもたらす闘争である。
自然はすべての物質的財産の源泉であり、人間の必須の生活源泉である。人々が自主的に生き発展するためには、自然に作用して物質的財産を創出すべきであり、自然環境を自らの本性的要求に合わせて改造すべきである。人々は生産力を発展させて自然を改造し征服してこそ、自然の束縛から脱して自主的な生活を享有することのできる物質的条件をもたらすことができる。
人間を改造する闘争は人民大衆が古い思想文化の束縛から脱し、自主的な生活を享有できる思想的・文化的条件をもたらす闘争である。
人々は古い思想と文化の束縛から脱して自主的な思想意識と健全な文化を所有してこそ、自らの運命を自分が掌握して開拓することができ、自主的な存在として真に生きることができる。