きょう、10月17日は偉大な領袖
「トゥ・ドゥ」(打倒帝国主義同盟)の結成により、朝鮮人民の革命闘争は新たな発展段階に入り、栄えあるわが党が根をおろしはじめた。
打倒帝国主義同盟から根をおろしはじめて以来、半世紀有余の栄えある闘争の道程を歩んできたわが党は、その過程で世紀に輝く偉大な業績をつみあげ、鉄のように統一、団結し、豊かな経験をもった強力な革命的党に成長した。
わが党は人民を導いて民族の独立を達成し、民主主義革命と社会主義革命を遂行し、壮大な建設事業を進めて国の面目を一新し、世人を驚嘆させる「社会主義模範の国」を建設した。わが党はアメリカ帝国主義の武力侵攻に抗する困難な闘争で人民を勝利に導き、祖国と革命を誇らしく守りぬいた。
わが党は祖国と人民、時代と歴史の前につみあげた不滅の業績によって、全朝鮮人民の絶大な支持と信頼を受けている。
こんにち、わが党は全党に唯一思想体系が確立した洗練された革命の参謀部としていつにもまして組織的、思想的に強化され、自己の偉業の正しさと勝利の確信にみちて全社会のチュチェ思想化偉業を成功裏に導いている。
わが党は長い歴史をもつ栄えある党であり、自己の新しい発展の道を切り開いた革命的党である。
労働者階級の党は革命の参謀部であり、すべての勝利の組織者である。党の指導なしには、労働者階級と人民大衆の革命闘争において勝利を期待することはできない。初期共産主義運動で曲折をへた朝鮮革命は、あらゆる試練に耐えて革命を勝利に導く戦闘的な党を切実に求めた。朝鮮革命のこの切実な要求は、
日本帝国主義支配のもっとも暗たんとした時期、朝鮮革命の陣頭に立った
「トゥ・ドゥ」の結成は、朝鮮共産主義運動と朝鮮革命の新たな出発を告げる歴史的な宣言であった。このときから朝鮮共産主義運動と民族解放運動は事大主義、教条主義に毒された古い世代と決別し、自主性の原則にもとづいて前進する新しい時代を迎えるようになった。「トゥ・ドゥ」の結成は、わが国での従来の党と区別される新しい型の党、チュチェ型の革命的党の創立をめざすたたかいの起点となった。「トゥ・ドゥ」の綱領はわが党の綱領の基礎となり、「トゥ・ドゥ」のうちだした自主性の原則はわが党の建設と活動の原則となり、「トゥ・ドゥ」が育成しはじめた新しい世代の共産主義者はわが党創立の根幹となった。これは、わが党がほかならぬ「トゥ・ドゥ」を根元にして成長したことを意味する。
「トゥ・ドゥ」からはじまった革命的党創立をめざす闘争は、
卡倫会議で示された党創立方針でなによりも重要なのは、自主的に党を創立することであった。
自主性を堅持することは共産主義運動本来の要求である。共産主義運動は個々の国で人民大衆の自主性を実現する闘争であり、その担当者、主人はその国の共産主義者と人民自身である。各国における労働者階級の党創立も、あくまでその国の共産主義者が主人となり、自分の力でなすべきことである。
自主的に党を創立する方針は、新たな発展段階にはいった国際共産主義運動の要求にも合致するものであった。労働者階級と人民大衆の革命闘争が世界的規模で幅広く多様に展開されるにつれ、各国の革命はその国の共産主義者が責任をもって自主的におこなわなければ正しく前進させることができなくなった。これは、各国における党創立の活動も、その国の共産主義者が責任をもって自主的におこなうことを求めた。
卡倫会議で示された党創立方針で重要なのはまた、基礎党組織を先に結成し、それを拡大強化する方法で党を創立し、党創立の準備活動を反日闘争と密接に結びつけて進めることであった。
従来は、分散して活動する共産主義グループを結集するか、社会民主主義政党から革命派が分離して、労働者階級の革命的党を創立するのが一般的現象であった。しかし、わが国の状況ではそのような道を歩むことができなかった。当時、わが国で共産主義者と自称していた者の大部分は他人に頼り、派閥争いに明け暮れて党を破壊した分派・事大主義者であった。すでに解散させられた党を「再建」したり、分派・事大主義に毒された既成の世代に頼っては、絶対に革命的党の創立は不可能であった。
革命的党を創立するためには、従来の党やセクト主義、事大主義に毒された既成の世代と決別し、清新な新しい世代の共産主義者を育成し、共産主義隊伍の思想、意志の統一を実現して大衆との結びつきを強めなければならなかった。まず基礎党組織から結成しそれをたえず拡大強化してこそ、組織・思想生活と実践闘争のなかで労働者、農民出身の新しい世代の共産主義者を早く育成するとともに、共産主義隊伍の思想、意志および行動の統一と純潔を保ち、党の大衆的基盤をかためることが可能であった。また党創立の準備活動を日本帝国主義との闘争と密接に結びつけて進めてこそ、たたかいのなかで鍛えられ点検された共産主義中核をりっぱに育成し、党を闘争力の強い戦闘的部隊につくりあげていくことが可能であった。
卡倫会議で示された党創立方針は、このように国際共産主義運動とわが国の現実的要求を反映した正しい方針であった。
基礎党組織を拡大する一方、それにたいする統一的指導を保障する党組織指導体系を確立する活動が積極的におし進められた。こうして県党委員会から村落の党細胞にいたる党組織指導体系が確立され、反日人民遊撃隊内には連隊に党委員会、中隊に党細胞、小隊に党分組が組織されて活動した。
とくに1934年3月、反日人民遊撃隊が朝鮮人民革命軍に改編されるにともない、朝鮮人民革命軍党委員会を組織し、部隊内の各級党組織はもちろん、地方党組織まで掌握、指導する画期的な措置が講じられた。
朝鮮人民革命軍党委員会の結成は、朝鮮共産主義運動とわが党の建設において重要な意義をもつ出来事であった。朝鮮人民革命軍党委員会の結成によって、各級党組織にたいする統一的な組織指導体系が確立され、より組織化された主体的革命力量に依拠して抗日武装闘争と党組織の建設がさらに活発に進められるようになった。
全国的範囲にわたって党組織が拡大され、朝鮮人民革命軍党委員会から地方党組織にいたるまで、統一的な党組織指導体系が確立された結果、すべての党組織とわが国革命運動全般にたいする
1936年5月、祖国光復会の創建は労働者、農民をはじめ各階層の人民大衆を
このように抗日革命闘争の時期、朝鮮人民革命軍隊伍と国内外の広範な地域にわが党の組織が設けられ、それが朝鮮革命の司令部と組織的に連結されて、朝鮮革命全般にたいする領袖の指導、党の指導が成功裏に実現した。
革命運動にたいする党の指導でもっとも重要なのは、各時期の新しい情勢を科学的に分析し、正しい路線と政策、戦略・戦術をうちだして闘争の前途を明らかにすることである。
党の路線と政策、戦略・戦術は領袖によって提示され、党会議で討議、決定される。
革命運動にたいする党の指導で重要なのはまた、大衆との血のかよった結びつきを強め、かれらを領袖の示した路線と方針の貫徹に組織、動員することである。
当時、朝鮮革命において主流をなしたのは武装闘争であり、党の指導における基本は武装闘争を勝利に導くことであった。朝鮮人民革命軍内に設けられた党組織は、党員と遊撃隊員を領袖のまわりに団結させ、かれらに領袖の示した革命路線と戦略的・戦術的方針を解説し浸透させ、それを貫徹するよう保障した。また国内外の各地域に設けられた党組織は、広範な大衆のなかに深く根をおろし、労働者、農民、青年学生をはじめ各階層の人民を反日闘争へと組織、動員する教育者、組織者の役割をりっぱに果たした。
朝鮮の共産主義者と人民は、このように自己の党組織をもち、その指導のもとにたたかったがゆえに、比類なく困難な状況においても反日民族解放闘争をたえまない高揚へと導き、その最終的勝利を早めていくことができた。
解放後、わが党は政権党としてその発展の新しい道を歩んできた。
政権党としてのわが党の建設史は、党隊列を拡大し、組織的、思想的に強化する過程であった。ここでまず提起された問題は、党を速やかに大衆的政党に発展させることであった。党を大衆的政党に発展させ、広範な勤労大衆のなかに深く根をおろしてこそ、各階層の人民大衆を動員し、政治、経済、文化など各分野の活動を指導し、新しい祖国の建設を力強くおし進めることが可能であった。
共産党を大衆的政党に発展させることは、新しい時代的条件に合致するわが党と革命発展のさし迫った要求であった。人民大衆が歴史の主人として登場した新しい時代的条件においては、労働者階級だけでなく農民、勤労インテリが広く革命に参加するようになる。権力を握った労働者階級の党は、労働者とともに農民、勤労インテリを幅広く団結させ、かれらにたいする統一的指導を保障してこそ、革命と建設を成功裏に遂行することができる。ことに過去、植民地半封建社会であったわが国においては、労働者階級とともに農民と勤労インテリを革命と建設に積極的に参加させることがきわめて重要な戦略的問題として提起された。解放後、共産党が組織的、思想的に強化され革命が発展するにつれて、広範な勤労大衆を一つの政治勢力として結集し、その力を動員することのできる統一的な大衆的政党に党を発展させることが機の熟した課題として提起された。わが党は適時に他の勤労者党と合同して、労働者階級とともに農民、勤労インテリの先進分子を党に多く受け入れることによって、勤労大衆の統一を確固と保障し、大衆との結びつきを強化し、各階層の大衆を組織、動員して革命と建設を勝利のうちにおし進めることができた。
わが党を大衆的政党に建設するうえで提起された重要な課題は、党隊列の急速な量的成長に質的強化を追いつかせることであった。
1948年3月に開かれた第2回党大会は、党の質的強化を大衆的党建設における中心問題としてうちだし、党細胞の強化、党の思想活動の改善、党の組織的・思想的統一の保障など、党の質的強化の課題を全面的に提示した。第2回党大会で示された党の質的強化の方針を貫徹するたたかいを通じて党の組織活動と思想活動が改善され、党細胞が全般的に生気はつらつとした戦闘的組織に強化され、党員と幹部の水準がいちだんと高まった。結果、党隊列が質的にかためられ、党の統一、団結が強化され、党組織の戦闘力と党の指導的機能が高まった。
1950年代はチュチェ型の党としてのわが党の発展において、画期的意義をもつ歴史的時期であった。
アメリカ帝国主義の武力侵攻に反対する祖国解放戦争は、わが党にとってきびしい試練であった。戦争で勝利するためには、なによりも党を組織的、思想的に強化し、全人民を党のまわりにかたく結集しなければならなかった。
このように、わが党は適時に党を強化する措置を講じたため、あらゆる試練を克服して祖国解放戦争の勝利を確固と保障することができた。
戦後、わが党は主体性を確立し、統一、団結を強化するうえで画期的な転換をもたらした。
われわれは祖国解放戦争で勝利し、戦後短期間に人民経済復興事業を完成したが、実状はまだ困難であった。そのうえ党内に残っていた分派分子が修正主義に同調し党に挑戦した。当時の情勢はチュチェの旗を高くかかげて党を組織的、思想的に強化することを切実に求めた。
わが党は1960年代に新たな高い発展段階に入った。
社会主義基礎建設の課題が完遂されて先進的な社会主義制度が全一的に確立され、強固な自立的民族経済の土台がきずかれた結果、党活動の社会的・経済的条件は根本的に変わった。また、反党分派分子とその思想的毒素に反対するねばり強い闘争を通じて、長いあいだ大きな弊害を及ぼしてきた分派を一掃し、朝鮮共産主義運動の統一を実現する歴史的偉業が達成された。これは、わが党がその発展において新たな段階に入ったことを意味する。
1970年代は、わが党の発展において新たな偉大な転換が起こった時期であった。
1970年11月に開かれた第5回党大会は、全党に唯一思想体系を確立し、それにもとづいて党隊列の統一と団結を強化することを党活動の総体的課題として規定し、党活動の基本である対人活動をりっぱにおこなうための綱領的課題を示した。われわれは第5回党大会が示した党活動の総体的課題をつらぬくことによって、わが党をたえず強化し、われわれの革命偉業を代を継いで完成する強固な組織的・思想的基礎をきずきあげた。
党の偉業は代を継いで引き継がれ、党はその使命を果たすまで革命的性格をゆるぎなく守り通さなければならない。労働者階級の党が自己の革命的性格を代を継いで固守し、その気高い使命をまっとうするためには、党を強化する活動、党の組織的・思想的基礎をかためる活動を見通しをもっておこなわなければならない。
わが党は、党と革命発展の前途を見通して、全社会をチュチェ思想化する戦略的方針をうちだし、その先決条件として全党のチュチェ思想化を早めるために積極的にたたかってきた。
全党のチュチェ思想化は、党の唯一思想体系を確立する活動の新たな高い段階である。わが党は、党と指導者にたいする限りない忠実さを党員のもっとも大切な品性として規定し、すべての活動を党の唯一思想体系の確立に服従させておこない、党内に唯一思想、チュチェ思想がみなぎるようにし、それにもとづいて党隊列の思想、意志の統一を強化した。わが党はとくに、革命の根幹力量をかためることに深い関心を払った。党は、党と領袖にたいする忠実さを基本的表徴とし、老・中・青をとりあわせる原則で幹部陣容をかため、幹部と党員のなかで組織観念を高め、党生活を正規化、規範化してかれらの党性鍛練を強化した。党の示した幹部革命方針と幹部と党員の政治・実務水準の向上をめざす全党の幹部化方針を貫く闘争を通じて、われわれの幹部陣容と党隊列は強化され、チュチェの革命偉業を最後まで完成しうる根幹力量がしっかりとととのえられた。
わが党は、党の唯一思想体系を確立する活動を深化させ、幹部陣容と党隊列を強化する活動を新しい革命的活動体系の確立と密接に結びつけて進めた。われわれは党内に
1970年代に党建設と党活動で達成した成果は、わが党がより高い目標を立ててたたかいうる強固な基礎となる。1980年代の初に開かれた第6回党大会は、全社会のチュチェ思想化をめざす新たな雄大な闘争綱領をうちだして、全党の唯一思想体系の確立を党建設の基本路線としてひきつづき堅持し、党隊列と革命隊伍をさらにかため、革命伝統をりっぱに継承、発展させ、革命と建設にたいする党の指導を強化するという党建設分野の戦闘的課題を示した。これはわが党が、全社会のチュチェ思想化を前面に提起し実現していく偉大な党として新たな高い発展段階に入っていることを意味する。
わが党はチュチェの旗を高くかかげて栄えある闘争の道程を歩み、その過程でさらに鍛えられ洗練された。
わが党は、革命闘争と建設事業を指導する全過程で、つねにすべての勝利の鍵を党の強化に求め、なによりもまず党を組織的、思想的に強化して内外の敵の策動を粉砕し、革命隊伍をさらに強固にし、おり重なる難関と試練を克服して革命と建設を輝かしい勝利の道に導いた。
「トゥ・ドゥ」の旗のもとに革命の前途を切り開いた朝鮮共産主義運動は、こんにち全社会のチュチェ思想化を前面に提起し、革命の最終的勝利をめざして力強くたたかっていくきわめて高い段階に到達している。この偉大な闘争の組織者、指導者であるわが党は、思想性と組織性において、大衆との結びつきにおいてかつてない不敗の戦闘隊伍として成長し強化された。こんにちわが党内には、党を永久にチュチェ型の革命的党として発展させる強固な組織的・思想的基礎がきずかれ、チュチェの革命偉業をりっぱに継承、発展させる指導体制が確立された。これは、
「トゥ・ドゥ」に源を発して、独創的な道を歩んできたわが党は、労働者階級の新しい型の革命的党である。
わが党はチュチェ思想を指導的指針とし、朝鮮人民の利益と国の現実にそくして自主的に、創造的に革命活動を展開するチュチェ型の革命的党である。チュチェ思想を確固たる指導的指針とし、党建設と党活動の各分野で主体性を確立することによって、わが党は不敗の革命的党に発展した。
もともと労働者階級の党が主体性を確立するのは、党自体の性格と使命からくる根本的要求である。労働者階級の党は、あらゆる支配と従属に反対し、人民大衆の自主性を実現するためにたたかう政治的指導機関であるため、当然主体性を確立すべきである。党が主体性を欠き他人の笛に踊るならば、結局党も革命もすべて台無しにしてしまう。自分の信念にもとづいて自主的に活動する党のみが、自己の指導思想によって統一、団結した強力な党となり、自国人民大衆の支持と信頼をかちとり、かれらの尽きない力を引き出して革命と建設を力強くおし進めることができる。
労働者階級の党が主体性を確立するうえで重要なのは、事大主義、教条主義を克服することである。とりわけ事大主義、教条主義が蔓延して共産主義運動にきわめて大きな弊害をもたらしたわが国において、主体性を確立するのは党と革命の運命にかかわる死活の問題となっていた。朝鮮の共産主義者は、反日民族解放闘争期にも、また解放後の民主主義革命と社会主義革命および社会主義建設の時期にも一貫して事大主義と教条主義に反対し、主体性を確立するためのたゆみない闘争によって、党を強化し革命闘争を前進させてきた。
抗日革命闘争の時期に、事大主義者は他人の承認を受けて党を創立し、他人の力を借りて独立の達成をはかろうとしたため、わが国共産主義運動に大きな害悪を及ぼした。解放後事大主義、教条主義の害悪は、祖国解放戦争の時期にはなはだしく現われ、社会主義革命と社会主義建設の本格的な進捗にともなって、それは我慢のならないものとなった。
つとに抗日革命闘争当時から事大主義、教条主義に反対してたたかってきた
こんにち、わが党は全党をチュチェ思想化しようというスローガンをかかげて、党建設と党活動で主体性を確立する闘争をさらに深めており、この過程を通じてチュチェ型の革命的党としての風格を完全にととのえている。
わが党は、全党に唯一思想体系の確立した不敗の革命的党である。
党の唯一思想体系を確立するのは、わが党建設の基本路線である。党内に思想と指導の唯一性を期することは、労働者階級の党本来の要求である。これは、党の唯一思想体系を確立する活動を通じて実現される。党の唯一思想体系が確立されてこそ、全党が領袖の思想で武装し、領袖の思想、意志にしたがってともに呼吸をし、ともに動く生きた有機体となりうるのである。
党の唯一思想体系の確立において重要なのは、全党を領袖の思想で武装させることである。
領袖は全党の組織的意思の体現者であり、領袖の思想はすなわち党の指導思想である。党の思想的唯一性は、もっぱら領袖の思想にもとづいてのみ実現される。
わが党は唯一思想教育を党の思想活動の基本としてうちだし、それを強くおし進めた結果、全党が一つの思想で支配され、すべての党員が領袖の革命思想、チュチェ思想で武装し、その要求通りに思考し行動するようになった。
党の唯一思想体系の確立において重要なのはまた、領袖の唯一的指導を徹底して実現することである。
領袖とは党の
わが党は党内に唯一思想体系を確立することによって、党の威力をかつてなく強化し、いかなる難関や試練をも克服して革命と建設を一路勝利に導くことができた。
革命の進展とともに、党の唯一思想体系を確立する活動を強化するのは、党と革命発展の合法則的要求である。わが党が創立され強化発展してきた全路程は、党の唯一思想体系確立の活動がたえず深化してきた過程である。わが党は1970年代に、全社会のチュチェ思想化が前面に出された革命発展の要求にそくして党の唯一思想体系確立の原則を新たに提起し、この活動をさらに深めた。こんにちわが党は、全党が
わが党はチュチェ思想にもとづき、もっとも強固な統一、団結を実現した威力ある党である。
党隊列の統一、団結は革命的党の力の源泉である。統一し団結した党は不敗であり、労働者階級の党建設において党隊列の統一と団結より貴重なものはない。
党の統一、団結は、闘争をつうじて実現される。反党的潮流との闘争は本質において党内における階級闘争の反映である。反党的潮流と異質的要素との断固とした容赦ない闘争をおこなわずには、党隊列の統一と純潔を保つことはできない。わが党は、セクト主義をはじめあらゆる異質的要素と反党的潮流を克服する闘争を通じて、隊列の統一、団結をたえず強化してきた。
わが党の統一、団結のための第一の闘争対象はセクト主義であった。抗日革命闘争期に
セクト主義を容認しては、労働者階級の党の思想、意志の統一を達成することも、党が一つの統一体として存在することも不可能である。わが党は統一をめざす闘争で、まず歴史的につたわるセクト主義との闘争に力を集中し、党内から反党分派分子を一掃し、朝鮮共産主義運動の偉大な統一をなしとげた。
党の統一団結をめざす闘争は、歴史的に尾をひくセクト主義の克服をもって終わったわけではない。わが党はこのような分派の汚物を一掃した後にも、反党修正主義分子との闘争をつづけ、統一をめざす党の歴史的闘争を新たな高い段階に発展させた。
わが党の統一、団結の偉大さと不敗性は、
わが党の統一、団結の偉大さと不敗性は、思想、意志の統一、団結にある。党の統一、団結で重要なのは、思想、意志の団結を遂げることである。一つの思想にもとづく思想、意志の統一であってこそ強固な統一であり、実務的な団結では強固な統一が遂げられない。一つの思想とはほかならぬ党の創立者である領袖の革命思想である。領袖の革命思想は党の統一、団結の基礎であり、労働者階級の党の統一、団結は領袖の革命思想にもとづく思想、意志の統一、団結である。わが党はチュチェ思想を世界観とするチュチェ型の共産主義者の思想、意志の統一体である。
わが党は組織性と規律性の強い鉄の党である。
革命的組織性と規律性は、労働者階級の
わが党はなにものによっても切りくずすことのできない強い組織性と規律性によって、さらに威力ある百戦百勝の不敗の党となった。わが党の組織性と規律性がもっとも強固で威力あるものとなるのは、それが党と領袖にたいする党員のかぎりない忠誠心と高度の政治的自覚にもとづいているためである。
党の組織性と規律性は、全党に革命的な党生活体系を確立し、党員の党生活を正規化、規範化するときにいっそう強化される。現実は、党生活を正規化、規範化し、党内生活の規範と秩序を厳守することが、党員を革命化してかれらの組織性と規律性を高め、党を強い戦闘力をもつ革命的党に発展させる有力な方途であることを実証している。党生活の正規化、規範化を通じて党員の党組織観念が高まり、誰もが党組織にしっかり依拠して活動し生活する気風が確立されたのは、党建設でおさめた貴い成果である。
わが党は人民大衆と血のつながりをもつ不敗の党である。
党は労働者階級をはじめ人民大衆の利益を擁護してたたかい、人民大衆を組織、動員して革命を遂行する。したがって労働者階級の党建設において広範な大衆と血のかよった結びつきを保ち、大衆のあいだに深く根をおろすことは、とくに重要な意義をもつ。大衆のあいだに深く根をおろし、大衆の支持と信頼をうけ、大衆をたくみに組織、動員する党であってこそ必勝不敗の威力を発揮し、革命の参謀部、人民大衆の政治的指導者としての使命をまっとうすることができる。
大衆との結びつきは政権党でも重要な問題として提起される。党が権力を握ったからといって、大衆との結びつきの問題がおのずと解決されるものではない。政権党の場合も、大衆からかけはなれ、大衆の支持と信頼がなければ無力なものとなるばかりか、その存在さえも危険にさらされる。
わが党は幹部と党員が党性、労働者階級性、人民性を高めて人民に忠実につかえ、すべての活動で大衆路線をつらぬくようにして、党と大衆との結びつきをたえず強めてきた。わが党は大衆との活動で階級的原則を固守し、党の階級陣地をかためる一方、広範な大衆を教育して大胆に包容し、党のまわりに結集した。
こんにち、わが党は大衆との血のかよったつながりを結び、各階層大衆の絶大な支持と信頼をかちえており、朝鮮人民は党に自己の運命のすべてをゆだね、党の示す道にそっていささかの動揺もなくたたかっている。このように大衆と混然一体となったわが党は必勝不敗であり、いかなる力もわが党と大衆との血のつながりを破壊することはできない。
わが党は対人活動体系を整然と確立し、全党に革命的な活動方法と人民的活動作風をうち立てた。
人民大衆の利益のためにたたかう労働者階級の政治組織である党のすべての活動は、対人活動をつうじて実現される。党は人びとに自発的に動くように働きかけて、社会と自然を改造し、革命と建設を進める。
わが党は政権党にありうる党活動の行政実務化の偏向に反対し、対人活動を基本とする方針を貫徹した。
革命的活動方法と人民的活動作風の確立は、労働者階級の党建設における深刻かつ重要な問題である。
とくに党が政権を握ると、権力をもって命令したり指示する官僚化の傾向に陥る恐れがある。官僚主義は多くの場合、革命の試練をへずに順境で育った幹部のあいだにあらわれやすい。
元来、官僚主義は搾取社会で支配階級が実施する専制的な統治方法であって、労働者階級の党の本性とは根本的に相容れないものである。幹部が革命的活動方法と人民的活動作風を身につけず、官僚主義に染まれば、いかに党の路線と政策が正しくてもそれは貫徹されず、党と大衆を遊離させ、大衆の革命的熱意と創造的積極性を弱める重大な結果をまねく。
わが党は権力を握った当初から、党活動の方法と作風の改善を党建設の根本問題の一つとして、つねにこれに大きな関心を払った。
党活動の方法と作風の改善において、わが党が堅持している基本方針は、抗日遊撃隊式活動方法を全党に確立することである。
わが党の伝統的な抗日遊撃隊式活動方法は、偉大なチョンサンリ精神、チョンサンリ方法を通じて社会主義建設の新しい歴史的条件に即して具現され発展した。チョンサンリ方法は一言でいって大衆の力に依拠する活動方法であり、大衆のなかに入ってかれらと苦楽をともにし、大衆の自覚的熱意と創意性を引き出して提起された課題を遂行する革命的な活動方法である。チョンサンリ精神、チョンサンリ方法を貫徹する過程で、党活動は人にたいする活動にかわり、党活動方法と作風に根本的な改善がもたらされた。
党活動方法と作風を改善するたたかいは、幹部のあいだに残っている古い思想を克服する闘争であるだけに、長期にわたってたゆみなく、忍耐強くおこなわなければならない。わが党が革命発展の新しい要請にそくして、活動方法と作風を改善する問題を党活動の中心課題の一つとして提起し、全党が強力な闘争を展開した結果、抗日遊撃隊式活動方法が党活動全般に具現され、党活動気風が一新した。全党に革命的気迫がみなぎり、すべての活動が生気にみちて進められており、党と大衆との結びつきは不敗のものに強化された。
わが党を大衆と混然一体となって進む革命的党に、大衆のあいだに深く根をおろし、大衆の絶大な支持を受ける戦闘的党に強化したのは、チュチェ型の革命的党建設で達成されたもっとも貴い成果の一つである。
実にわが党はチュチェ思想を指導的指針として建設され活動する党、全党に唯一思想体系が確立され、チュチエ思想にもとづいて鉄の統一、団結をなし遂げた党、人民大衆との血のかよったつながりを保ち、かれらの役割を高めてチュチェ革命偉業の完成をめざしてたたかう党、栄えあるチュチェ型の革命的党である。
わが党をチュチェ型の革命的党にいっそう発展させるのは、あらゆる難関を克服し、チュチェの革命偉業を完成するための決定的保障である。
こんにち、わが党には全社会のチュチェ思想化をおし進め、祖国統一の偉業を実現すべき重大な革命任務が出されている。われわれは革命の前途にどのような難関が横たわろうとも必ず祖国を統一し、代を継いでチュチェの革命偉業をあくまで完成しなければならない。そのためには党をたえず強化し、その指導的役割を高めなければならない。
党は革命と建設の武器であり、社会主義・共産主義社会の指導的力量である。党を強化し、その指導的機能と役割を高めなければ、革命と建設を成功裏におし進めることも、また社会主義・共産主義社会を正しく運営することもできない。社会主義・共産主義社会は決して無政府的なものではなく、高度に組織化された社会である。このような社会を動かすためには、強力な組織力をもつ党のような指導的力量の政治的指導が必要である。正しい政治的指導がなければ、人民大衆の思想と行動の統一性を保つことも、人びとの活動を社会共同の利益にそくして組織し指揮することもできない。
共産主義が建設されたあとにも、社会生活の各分野から古いものを一掃し、新しいものを創造する闘争はつづけられ、これをつうじて社会がたえず発展するのである。党のような指導的力量の指導がなければ、人びとを教育して社会関係を改善し、自然を征服するための活動を正しく進めることも、社会のたえまのない発展を保障することもできない。
地球上に資本主義と帝国主義が残っているかぎり、1国または一部の地域で共産主義が実現したとしても、外部の敵の侵略の危険と、それと結託した内部の敵の反抗をまぬがれることはできない。党のような指導的力量の指導によってのみ、人民大衆の利益を侵害する敵対分子の策動を粉砕し、人びとの自主的かつ創造的な生活が十分に保障されるのである。
われわれは、社会主義・共産主義偉業の遂行における党の地位と役割に照らし、将来の展望をもって党を建設しなければならない。これは全党をチュチェ思想化する活動をつうじてのみ実現される。全党をチュチェ思想化すれば、自然と社会と人間をチュチェ思想の要求どおりに改造する活動をりっぱに遂行し、共産主義社会、全社会がチュチェ思想化された社会を成功裏に建設し指導することができる。
党のチュチェ思想化は、チュチェ思想を指導思想にして創立されたわが党が最初から堅持してきた党建設の一貫した方針であり、わが党の建設の歴史はとりもなおさず党をチュチェ思想化してきた過程である。全党のチュチェ思想化は、党のチュチェ思想化をめざすわが党の歴史的闘争の継続であり、その高い段階である。
全党のチュチェ思想化は、本質においてわが党を永久に
わが党を
敬愛する
朝鮮共産主義者は、
朝鮮の共産主義者は、朝鮮革命の起原が開かれた当初から
われわれは、抗日革命闘士たちが
わが党は
われわれは今後も永久にわが党を、
これが、党建設でつねに堅持すべき根本問題である。
なによりもまず、全党に唯一思想体系を確立する活動をたえず深めていかなければならない。
党の唯一思想体系を確立する活動は、党が存在し活動する全過程において恒久的にとらえていくべきものである。
こんにちわが党は、新しい発展段階に入っている。朝鮮革命は長期性と困難さをおび、革命隊列内では世代の交替がおこなわれている。朝鮮革命の内外の情勢は緊張かつ複雑をきわめている。現実は党の唯一思想体系の確立をいっそう重要な問題として提起している。
全党の唯一思想体系を確立するうえでの基本は、すべての党員と勤労者を党と領袖に忠誠をつくす熱烈な革命戦士に育てることである。
党建設と党活動におけるすべての問題は党と領袖にたいする忠実さの問題に帰着するというのがわれわれの信条である。こんにちわが党は、党員と勤労者が党と領袖に忠誠をつくすようにするうえで、抗日革命闘争期の青年共産主義者、抗日遊撃隊員の忠実さを手本にしている。かれらは、朝鮮人民が日本帝国主義の暴圧に苦しんでいたもっとも暗たんたる時期に、ひたすら
われわれはチュチェの伝統をあくまで守りとおし、それを汚れなく継承すべきである。
わが党のチュチェの伝統は、
われわれはこんにちの世代ばかりでなく、次代も、
党の統一、団結と純潔を守り、たえず強めるのは、党と革命の運命にかかわる重大な問題である。われわれは、わが党の偉大な統一と団結を代を継いで守りぬき、さらに強化しなければならない。
しかしわれわれは、党の統一、団結をめざすたたかいでおさめたこれまでの成果にけっして満足するわけにはいかない。朝鮮革命はまだ完遂されておらず、われわれはひきつづき困難なたたかいをおこなわなければならない。帝国主義が存在し、日和見主義が残っており、階級闘争がつづくかぎり、われわれは党の統一と団結のためのたたかいをたえず強化しなければならない。
党組織は、すべての幹部と党員にわが党の反分派闘争の経験について十分に教え、かれらがつねに鋭い党的・階級的眼識をもってセクト主義、家族主義、地方主義など、党の統一、団結の妨げとなるいっさいの不健全な要素に反対して断固とたたかうようにすべきである。われわれはチュチェ思想にもとづいて領袖のまわりに一致団結したわが党と革命隊伍の統一と団結を代を継いで固守し、全党員が党中央の指導のもとに一糸乱れることなく動く、鉄の規律を強化しなければならない。
全党員をチュチェ型の共産主義革命家に徹底的に鍛えるべきである。
党員は朝鮮でチュチェの革命偉業、社会主義・共産主義偉業を責任をもって完成すべき前衛闘士である。党員をチュチェ型の共産主義革命家としてりっぱに鍛えるためには、かれらの党生活を強化しなければならない。
党員の党生活を強化することは、こんにち、党隊列内で世代の交替がおこなわれている状況下で、いっそう重要な問題となっている。年月の経過とともに党の隊列が党的洗練の不十分な新しい世代によってたえず補われている状況下で、党生活を強化しなければ代を継いで党をしっかりと引き継いでいくことはできない。
党組織は全党に確立された新しい党生活体系を実質的に運営して、党員の党生活水準を高め、すべての幹部と党員の党性をたえず鍛えていくべきである。
党活動の方法と作風を改善するたたかいをひきつづき強化して、全党に
党が古い活動方法と作風をなくさなければ、しだいに人民大衆の支持と信頼を失うようになり、かれらから遊離し、ついにはいろいろな困難に直面する恐れがある。党活動の方法と作風を正すことが、党と革命の命運にかかわる重大な問題であることを銘記し、古い活動方法と作風を一掃しなければならない。
活動方法と作風を改善するためには、活動家が革命的大衆観点を確立し人民的品性を身につけるべきである。党活動家は労働者階級と人民大衆の利益の徹底した擁護者であり、大衆に忠実に奉仕する人民の忠僕である。党活動家は下部の活動家と大衆を革命同志として心から愛し、大衆と苦楽をともにし、黙々と大衆のためにつくさなければならない。
党活動の方法と作風を改善するためには、チュチェの党活動の理論と方法論を習得すべきである。チュチェの党活動の理論と方法論は、すべてを人間を中心に考え、人間のために奉仕させるチュチェ思想の要求を具現した独創的な党活動理論、党活動方法論である。これらを深く体得してこそ、対人活動を正しくおこない、大衆を教育改造し、奮起させる問題をすべて巧みに解決することができる。
労働者階級の党が官僚化、行政化を克服しなければ、革命を指導する資格を失うことを銘記し、古い活動方法を一掃するためにひきつづきねばり強くたたかって、わが党をつねに労働者階級と人民大衆にかぎりなく忠実な母なる党に、大衆と一丸となり、その先頭に立って革命と建設を力強くおし進める大衆の旗手になるようにすべきである。
これまで党建設で達成された成果は、わが党と朝鮮革命の輝かしい未来を確固と保証している。
こんにち、わが党の前には広い展望が開かれており、われわれの革命闘争はいっそう張合いのあるものとなっている。われわれは勝利におごることなく、新しい勝利をめざして力強くたたかっていかなければならない。闘争によって革命の進路を開拓するのは、わが党の伝統的な革命的気風である。われわれは白頭(ペクトウ)の霊峰で始まった革命の道にそって不屈のたたかいをつづけていくことによって、チュチェの革命偉業、社会主義・共産主義偉業をりっぱに完成しなければならない。
偉大な