【平壌12月31日発朝鮮中央通信】雄大な抱負と理想を抱いて変革と文明の新時代を開いていく社会主義朝鮮の力強い気概を誇示して、国の東海名勝として有名な明砂十里に朝鮮式の海岸観光都市が立派に建設されている。
海洋国の自然地理的特性を生かし、景色の良い海岸にわが人民の文化的要求を満たすことのできる特色のある観光休養地を建設する構想を示し、手取り足取り導いた党中央の細心な指導によって、葛麻半島の明砂十里には多くのホテルと旅館、海水浴サービス施設と多様なスポーツ・娯楽サービス施設、商業および給養サービス施設をはじめとする各種のサービス施設が建てられて素晴らしい景観を成している。
朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である敬愛する金正恩同志が12月29日、竣工した複数のホテルとサービス施設を視察した。
金正恩総書記は、東海の清い水がさざ波を立てる海辺に一幅の絵のように素晴らしい姿を現した海岸観光都市の全景を明るい笑顔で眺め、ここの建設事業を指導しながら明砂十里が人民の笑い声が溢れる喜悦と楽観の十里海岸、人波十里になるだろうと言ったが、今やその理想が目前の現実として広げられるようになったと述べた。
金正恩総書記は、葛麻海岸観光地区は見れば見るほど壮観だ、本当に美しくて壮快な風景だとし、ここにある主要サービス拠点は国家の重要な対外活動や政治・文化行事も立派に主催できるほど高い水準で築かれたと大きな満足の意を表した。
金正恩総書記は、サービスの能力と水準こそ観光地の価値であり、その将来性が左右される重要な要素だとし、多様なサービス業種を積極的に開発し、世界的水準のサービス専門家を育成する問題など、サービス拠点の正常管理と運営における貴重な教示を与えた。
金正恩総書記は、わが国は世人がうらやむほど豊かで多様な観光資源を有しており、観光業の発展において必須の政治的安定と制度的優越性、物質的・経済的条件が完備している、このように有利な条件と環境を積極的に活用して観光業を発展させれば、社会主義文化建設の新たな領域を開拓するとともに、地方の振興と国の経済成長を促すもう一つの原動力を持つようになるだろうと述べた。
そのためには、観光資源の調査を科学的に行って最大限の効率と実利を保証しなければならず、観光地の開発と施設の建設、自然および環境保護に関する法律的基準を正しく規制し、観光ガイドサービスと観光施設の運営を世界的水準に押し上げ、観光商品を多様化することが重要な問題になるとし、国の観光業を発展させるための具体的な課題を提示した。
金正恩総書記は、葛麻海岸観光地区の建設は国の観光産業を画期的な発展工程に乗せる上で意味の大きい重要な第一歩になると述べた。
金正恩総書記は今後、金剛山観光地区と葛麻海岸観光地区をつなぐ観光文化地区を立派に整備し、三池淵地区の山岳観光をはじめ他の地域の観光資源も積極的に開発して地方の経済発展と人民生活向上の物質的土台を打ち固め、国の面貌を根本的に一新させる事業を着実に進めるべきだと述べた。
金正恩総書記は、美しいわが祖国の海辺の情緒がこもっている葛麻海岸観光地区が、わが人民と世界の多くの国の友人らが好んで訪れる朝鮮の名勝、世界的な名所としての魅力的な名声を馳せるものとの確信を表明した。
葛麻海岸観光地区は、2025年6月にオープンする。