【平壌11月15日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である敬愛する金正恩同志が11月14日、黄海南道載寧郡の地方工業工場建設場を現地で指導した。
朝鮮労働党中央委員会の幹部である趙甬元、金勇帥、金與正、朴成哲の各氏、朝鮮人民軍将官であるパク・グァンジュ氏が同行した。
趙永哲地方工業相、朝鮮労働党黄海南道載寧郡委員会の責任書記と人民委員会の委員長、建設に動員された軍部隊の指揮官たちが現地で敬愛する金正恩総書記を迎えた。
党中央が示した新時代の地方発展政策実行の雄大な歴史的課題を必ず立派に実現する確信に満ちて決起した人民軍軍人の力強い闘いによって、全国の20の市・郡では朝鮮式の文明と興隆を象徴する地方工業工場が次々と建てられ、日ごとにその様相はっきりと示している。
地方工業工場の建設において質を最上の水準で保障すべきだという党中央の綱領的指示を貫徹するために載寧郡地方工業工場の建設に動員された将兵も、仕上げ施工の質の向上に総力を集中しながら工事を本格的に進めて成果を収めている。
金正恩総書記は、食品工場と日用品工場の建設場を見て回りながら、施工状況と設備の製作および組立実態を具体的に確かめた。
金正恩総書記は、軍人建設者たちが誇らしい地方発展革命の初年の闘いに立ち上がったという重大な責任感を持ち、壮大な世紀的変革をもたらすための張り合いのある建設事業で力と知恵と熱情を余すところなく発揮して、人民の財産として末永く伝える貴重な実体を遜色なく創造していることを高く評価し、心からの感謝を表した。
金正恩総書記は、年末が近づき、工場の完工が最終段階に入った状況に即して、全ての建設者がいつにも増して責任と役割を強めるのが重要であるとし、性急さを捨てて建築工事を一層緻密(ちみつ)に進め、最後まで施工の質的水準を完璧(かんぺき)に保障すべきだと再三強調した。
金正恩総書記は、設備の製作および組立実態を確かめ、それが単なる実績総括になってはならないとし、工場運営の最初の段階から全ての設備のフル稼働を徹底的に保障できるように最上の質的水準で製作し、据付と試運転を責任をもって行うべきだと述べた。
金正恩総書記は、技術者・技能工養成状況と原料基地の営農状況、生産正常化のための原材料確保状況をはじめ地方工業工場の運営準備実態を具体的に確かめ、難問を解決するための科学的な方向と方途も示した。
そして、工場の完工と同時に生産を始めて最初から効果を現すようにしなければならない、工場がフル稼働できるようにあらゆる準備を頑強に、着実に進めて、地方発展10年革命の初年から立派な成果をもって地方人民の生活に実質的な変化をもたらすべきだと述べた。
金正恩総書記は、地方工業工場の建設は単なる建設事業である前にわが党の遠大な政策であり、地方の人民の長年の宿望を実現するための歴史的な課題である、そのため工場の建設において実績数字だけを論じる前に清らかな良心をささげるのがより大切であるとし、今の一日一日に愛国の汗と誠実な努力を尽くすならば、地方変革の素晴らしい時代は必ず現実化するであろうと述べた。
金正恩総書記は、熱烈な愛国忠誠と決死貫徹の精神に満ちた軍人建設者が尽きない果敢な闘いを繰り広げて「地方発展20×10政策」実行の初年を立派に締めくくるものとの期待と確信を表明した。
軍部隊の全ての将兵は、金正恩総書記と偉大なわが党の指導に常に限りなく忠実である朝鮮人民軍の精神的気質を工事場ごとで余すところなく発揮することで、祖国の富強・繁栄と子孫万代の幸福のための聖なる革命闘争に愛国の足跡をはっきり印していく固い誓いを立てた。