【平壌３月１６日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党第８回大会で示された首都建設戦略と党中央の科学的で精力的な指導によって、朝鮮民主主義人民共和国の首都平壌はその固有の雄姿を現しながら世界的な文明都市に変貌している。
平壌の新たな繁栄期を誇示するかのように、和盛地区にはもう一つの壮大かつ華麗な１万世帯の大建築群が再び建てられて完工を待っている。
朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である敬愛する金正恩同志が３月１５日、和盛地区第３段階１万世帯の住宅建設場を現地で指導した。
朝鮮民主主義人民共和国の朴泰成内閣総理と朝鮮労働党中央委員会の李煕用、金徳訓の両書記をはじめとする党と政府の主要指導幹部、設計機関の関係者が同行した。
和盛地区を首都の都市構成要素の配置のモデルに、行政区域機能の標本に、建築造形芸術性と先進文明が調和した美しくて現代的な都市区画に変貌させる雄志を抱いた金正恩総書記は、第３段階地区を第１段階、第２段階についでその特有の性格が生かされた区画として打ち建てるための方向と方途を明示し、膨大な形成案を直接検討しながら建設計画事業を精力的に導いた。
この地の全ての創造物を偉大な人民の国でのみ見られる人民大衆第一主義の実体に、個性が生かされた革新的なものに建設すべきだという党中央の崇高な意図を決死の実行力をもって貫徹した軍民建設者の頑強な努力により、１年という短期間に超高層・高層住宅と教育、商業およびサービス施設などの公共建築が理想的に調和したもう一つの人民の幸せのすみかが壮観をなした。
金正恩総書記は、朝鮮式変化・発展の力強い流れを象徴する新しい大建築群が品位あるものに建てられて和盛地区の大変革ぶりを際立たせているとたいそう喜び、人民により高い物質的・文化的福利を与えるようになったと大きな満足の意を表した。
金正恩総書記は、完工を前にした和盛地区第３段階住宅建設の実態を全般的かつ具体的に確かめた。
金正恩総書記は住宅を見て回りながら、和盛地区第３段階の住宅建設において全般的な施工の質的水準が進展を遂げたことを評価し、社会主義文明開化の素晴らしい景観をなした和盛地区の変革ぶりを感慨深げに俯瞰した。
金正恩総書記は、平壌市５万世帯住宅建設指揮部旗を直接指揮メンバーたちに授与した２０２１年春の意義深い着工式を起点にして毎年、この地に壮快な発破の爆音が興隆の歳月を手繰り寄せながら高らかに響き渡ったし、４月になれば決まって新居入りの喜びで首都平壌が沸き返ったが、これはわが党の宿願実現においてまことに張り合いある奮闘とこの上ない誇りになると述べた。
金正恩総書記は、和盛地区第４段階の建設まで完了すれば、われわれは世界的に首都圏での住宅問題を完璧に解決した誇るべき国になるであろうとし、年々連綿と続いた和盛地区建設は、首都建設の新たな転機を開く上で守るべき発展志向的な原則を実証したと述べた。
金正恩総書記は、以前、黎明通り、未来科学者通りをはじめとする新しい市街が毎年建設されて首都の様相を一新させてきたが、和盛地区のように短期間内に一つの都市区画が完全な機能を備えて壮大に打ち建てられた例はなかった、これは新たな平壌繁栄期を上昇させる上で大きな経験的意義を持つと強調した。
金正恩総書記は、国力と文明の縮図である建設事業において党政策の要求と朝鮮式の現代性を生かし、新時代に応じた明確な変化と進歩を達成するための諸般の問題を明示した。
金正恩総書記は、和盛地区がまる一つの都市行政区域としての政治的・経済的・文化的機能を確保し、首都圏の既存地域を文明開化へと先導できる中心に、標本に変貌したのは、首都の戦略的機能と地位を向上させる意味深い発展になると述べた。
金正恩総書記は、わが党の首都建設政策の正当性を立証し、都市構成要素の配置においてモデルを創造した和盛地区建設の貴重な経験を首都建設領域に積極的に具現してわが国家の首都の政治的性格と世界建築発展趨勢に合う朝鮮式現代化の様相を加速的に確立していかなければならないと述べた。
金正恩総書記は、建設事業を強力に推し進める上で特別に重要なのは、首都と地方の都市形成および発展に関連する法律的保証を絶えず規制・更新し、全国的な建設を徹底的に新しい基準の建設法に基づいて行うことであるとし、当該地域の人口密度と特性に即して産業建築と科学技術、教育、保健医療施設など都市構成要素を原理的に、科学的に、計画的に作成した上で厳格な審査工程を経て実践に具現する整然とした体系を整備・補強すべきであると強調した。
金正恩総書記は、都市インフラの科学的および展望的設計をしっかり作成して先行させ、現代化を実現する問題と都市の管理水準を画期的に向上させる問題の重要性について特別に強調し、首都発展政策の実行において指針となる重要な原則と綱領的な課題を明示した。
敬愛する金正恩総書記は、困難が横たわるほどさらに強くなる宿願を抱いてその実行を果敢に展開していくわが党が、和盛地区第３段階建設の完工とともに再び素晴らしい結実を目の当たりにするようになった感慨を披歴し、民族最大の祝日である太陽節(４月１５日、金日成主席の誕生日)を控えて竣工式を盛大に行うための課題を示した。
