【平壌10月6日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である敬愛する金正恩同志が、平安北道の地方工業工場の建設場へ出向いて建設事業を指導した。
朝鮮人民軍の李永吉総参謀長、朝鮮人民軍の鄭京擇総政治局長、朝鮮人民軍総参謀部の鄭明道第1副総参謀長、朝鮮人民軍総参謀部のキム・ヨンボク、リ・チャンホの両副総参謀長をはじめとする軍指揮官と朝鮮労働党中央委員会の幹部たちが同行した。
敬愛する金正恩総書記を現地で、建設に動員された軍部隊の指揮官たちが迎えた。
当該の地方工業工場の建設に派遣された将兵は、敬愛する金正恩総書記が複数の地方工業工場の建設場を現地指導しながら示した綱領的課題を高く掲げて、建設の質の保障を第一義的な要求として受け止め、建築工事を最終段階で力強く進めている。
金正恩総書記は、建設現場を見て回りながら施工状況を具体的に確かめた。
金正恩総書記は、ここの軍人建設者が近代化、標準化、規格化の要求通りに建設で高い質的水準を保っていることに大きな満足の意を表し、施工が本当によく出来ている、建設物ごとにわが軍の党政策貫徹精神と立場が生き生きとこもっている、これがすなわち愛国心であり、党と革命への忠誠心であり、郷土愛であると高くたたえた。
金正恩総書記は、建設においても思想観点問題を解決するのが重要である、人々を思想的に奮起させれば不可能なことはない、軍人大衆が建設過程で愛国の真意を悟り、祖国と人民を清らかな良心と実践をもって支える時代の開拓者、創造の主人公に成長したことこそ、何にも比べられない貴重な成果であると語った。
金正恩総書記は、一部の市・郡の地方工業工場の建設で現れた欠点がここでは全く見られない、現実で創造されたわれわれの方式の優れた工法を積極的に活用して質の向上に新しい進展をもたらしたと述べ、市・郡に派遣された各建設連隊がここの地方工業工場の建設での経験を見習うようにすべきであると語った。
金正恩総書記は、人民軍は地方工業工場の建設を地方の振興を早める極めて重要な課題として打ち出した党中央の崇高な意図を銘記して、各級建設部隊の指揮官陣容を強化し、建設での難問を適時に解決してやりながら工事を強力に推進させたのは評価に値することであると述べた。
金正恩総書記は、最近、建設事業に対する幹部と建設者の観点において新しい変化が起こり、質を優先視する気風が建設全域を支配しているのは、われわれの建築の発展性を保証する肯定的な推移であると述べた。
金正恩総書記は、常に強調している問題であるが、建築物にはわれわれの思想と政策、われわれの美学観が反映され、当代の時代相が映るのであり、このため建築は政治の延長、縮図と言えると述べ、一つの建設物を打ち建ててもわれわれの時代、われわれの世代の名誉をかけて、次世代に堂々と誇りうる時代の象徴物として立派に、完璧(かんぺき)に建設すべきであると語った。
金正恩総書記は、先進的な保健医療施設と科学・教育および生活文化施設、穀物管理施設の設計を当該の建物の用途にふさわしく合理的に、実用的に行う問題、産業施設の設計において実利性と現代性を徹底的に保障する問題、技能工陣容を強化する問題をはじめ、地方の建設を拡大する上で重要な原則的方向と方途について具体的に述べた。
金正恩総書記は、ここの軍人建設者が今後も、党の「地方発展20×10政策」の実行を赫々たる建設成果をもって保証し、地方中興のための10年革命の前衛として先駆的役割を果たすものとの確信を表明した。
軍部隊の将兵は、敬愛する金正恩総書記の大いなる信頼と期待を第一の生命として胸に刻み付け、世紀的な地方の変革をもたらす壮大な創造大戦に一路邁進(まいしん)することで、偉大なわが国家の隆盛・繁栄と人民の福祉増進に寄与する燃えるような熱意に満ちていた。