【平壌2月8日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党総書記で朝鮮民主主義人民共和国国務委員長である敬愛する金正恩総書記が2月7日、金化郡地方産業工場を現地指導した。
朝鮮労働党中央委員会の幹部である趙甬元、李日煥、朴正天、金勇帥、金與正、キム・ファソンの各氏が同行した。
敬愛する金正恩総書記を現地で、朝鮮労働党江原道金化郡委員会のキム・ミョンチョル責任書記と当該工場の責任活動家が迎えた。
敬愛する金正恩総書記は、「地方発展20×10政策」推進の初年である今年から、各地に本格的に新しく建設することになる地方産業工場の具体的な建設方向を確定するために、模範的に建設した金化郡地方産業工場の近代化実態と経営実態、工場別建築形式を今一度調べるために現地に出向いたと述べた。
金正恩総書記は、食品工場と日用品工場、製紙工場を見て回りながら、実態を具体的に調べた。
金正恩総書記は、各工場を見て回ると金化郡地方産業工場が近代的に築かれて経営を立派にしており、製品の質も高くて郡内人民の物質生活水準を一階と高めるのに実際に寄与しているのはよいことであるが、正すべき一連の問題もあると指摘した。
金正恩総書記は、工場別に生産工程の設計と配置を合理的に正しくできなかった欠点が少なくないが、これを経済幹部が正しく見られず、はっきりした一見識もなく対策も立てていない状態で、新たに提示された「地方発展20×10政策」を金化郡地方産業工場のように機械的に模倣するとしているのは党の政策に対する態度と段取りから間違ったことであると指摘した。
金正恩総書記は、食品工場をはじめとする地方産業工場の建築設計が工場の特性と用途に合わせて、実用的見地から合理的にできなかった欠点が少なくないと述べ、産業建物の設計に関する具体的な教えを与えた。
金正恩総書記は、党中央委員会政治局会議でも強調したが、地方産業工場を建設するに先だって、原料拠点の構築とその条件および保障の可能性についてよく確かめ、経済的打算を正しくするのが重要であると再び強調し、「地方発展20×10政策」の推進において当該部門が再考すべき問題、再び審議して決定する問題について具体的に明らかにした。
敬愛する金正恩総書記は、地方産業工場を近代的に建設し、生産を活性化するのは現在、地方人民の物質生活保障における焦眉の課題であると同時に、革命の性格問題、政治問題であると述べ、地方産業工場を建設する上で守るべき原則的要求と重要課題を提示した。
金正恩総書記は、今年から新たに建設する地方産業工場の建築形式と近代化水準を金化郡よりも高く定めることを党中央が決定したことについて想起させ、新しい地方発展政策の実行で金化郡地方産業工場の近代化の経験を機械的に踏襲して模倣するのではなく、革新的で創造的な姿勢で不断に新しいものを取り入れ、欠点を克服しながら、責任感を発揮しなければならないと強調した。
金正恩総書記は、当該の市、郡の具体的な特性と経済的潜在力、発展展望性と人口など、細部条件が十分に考慮され、科学的な打算の下で地方産業工場の規模と生産能力、建設敷地が設定されなければならないし、それに基づいて産業建物の設計が実用的見地から改善され、緻密(ちみつ)な建設計画の下で実行されるべきであると述べた。
金正恩総書記は、金化郡地方産業工場を見て回った後、製品分析室を規定通りに設け、製品検査システムを確立するなど、品質向上に持続的な力を入れる問題、技術者、技能工の水準を高める問題、原料拠点を強固に築いて生産に必要な原料を責任を持って保障する問題、市、郡地方産業工場の建設に支出される資金の利用において守るべき原則的問題など、重要課題について明示した。
敬愛する金正恩総書記は、金化郡地方産業工場の経営において提起される課題も明らかにした。
敬愛する金正恩総書記は、今年「地方発展20×10政策」の正確な実行で地方が変わる新時代を目前の現実として必ずや開くことで、展望的な10年目標の初の突破口を勢いよく切り開き、朝鮮式社会主義制度の優越性とわが党政策の正当性、わが国家の底知れない発展潜在力を力強く誇示すべきであると述べ、全ての指導幹部と指揮官、軍人建設者がわが党の宿願事業を実現するための闘いに総奮起して、地方振興の偉大な大変革を是非とももたらそうと熱烈に呼び掛けた。