互いに助け導きあいながら集団主義の威力で前進することは社会主義社会の本来の姿である。
「われわれの標柱はチュチェの社会主義強国であり、社会主義の威力はすなわち集団主義の威力です」
社会主義の威力はすなわち集団主義の威力である。
社会主義の威力がすなわち集団主義の威力となるのは、社会主義社会が集団主義に基づいた社会であるからだ。
社会主義思想は本質において集団主義思想である。社会主義思想は個人ではなく、社会的集団である人民大衆を社会的運動の主体として押し立て、人民大衆の利益をもっとも徹底して擁護する思想である。人民大衆をして一つの社会的・政治的生命体をなし、運命を共にして行かせる思想、人民大衆が団結した威力で社会主義制度を強化発展させるようにする思想がほかならぬ社会主義思想である。
集団主義は社会主義社会で社会関係の基本をなし、社会生活のすべての分野に貫かれている根本的な生活原則となる。
社会主義社会で人々の社会政治生活は「一人はみんなのために、みんなは一人のために!」というスローガンの下に、互いに助け導きあいながら生死苦楽を共にしていく原則を具現している。経済生活も集団主義原則にしたがって社会と集団の共同の労働に誠実に参加し、共に平等で健全に暮らす自主的で創造的な生活で特徴づけられる。社会主義社会は人民大衆が主人となった社会であるだけに、思想文化生活も徹底して集団主義に基づいている。
社会主義の威力がすなわち集団主義の威力となるのは次に、社会主義建設のすべての勝利と成果が集団主義を通じてなされるからである。
集団主義は社会主義建設の直接の担当者である人民大衆を力強い存在に育てる。
社会的運動の主体である人民大衆の力は、集団主義をいかに実現するかにかかっている。人民大衆は団結せずには革命の主体としての威力を発揮できない。人間は個別的ではなく、集団的な力によってのみ、自然と社会を成果的に改造することができ、自主性を十分に実現していける。社会的運動の力強い主体は集団主義にもとづいて団結した人民大衆である。集団主義を通じて人民大衆を一つに固く結束してこそ、社会主義建設を成果的に推進することができる。
集団主義は社会主義建設で人民大衆の役割を一段と強化して行く。
人間は社会関係を結んで生き活動する社会的存在であるだけに、社会的集団の中でのみ自主的要求を実現することができ、創造的役割を果たせる。自然と社会を改造する人間の創造的能力は人々が一つの社会的集団をなして集団的協力を強化してこそ、高く発揮される。
集団主義威力は資本主義がもつことも、真似ることもできない社会主義の威力である。互いに助け導きあいながら集団主義の威力で前進する朝鮮人民の前には極められない要塞も、切り抜けない難関もありえない。
朝鮮人民は社会主義強国建設の最後の勝利を目指す今日の総攻撃戦で集団主義の威力、社会主義の威力をさらに高く轟かせている。
