今日、地球表面の70%を占めている海はさまざまな要因によって深刻に汚染されており、海の汚染問題は地球環境汚染の中でもっとも重要な問題として提起されている。
朝鮮では海の水質と生態界を保護し、海の汚染をあらかじめ防ぐための海の汚染防止計画を具体的に策定し、海の環境調査を正常的に行っている。
海の汚染防止計画は全国的な計画と地域別計画、該当機関、企業、団体の計画に区分して策定して執行し、この計画は内閣と中央国土環境保護指導機関が検討、承認する。
海の環境調査のために国土環境保護機関では、特別保護水域と海の汚染が発生しやすい水域にたいする水質調査を正常的に行うようにし、科学研究機関では海の動植物にたいする調査を具体的に行っている。こうした調査結果にもとづいて海の汚染評価基準によって海の汚染状態を正常的に測定し、海の汚染を取り除くための対策が講じられている。
この他にも国土環境保護機関と該当機関では、海の汚染防止のために海岸沿線の機関、企業、団体に海岸管理区域を分担して海の環境が汚染されないようにしている。