世界の自主化を目指す闘争は自主勢力と支配主義勢力間の対決を伴い、この闘争で成果を収めるには、確固たる原則的立場を一貫して堅持していかなければならない。
世界の自主化を成果的に実現していくためにはまず、すべての国と民族が反帝・自主の旗印を高く掲げて自主性を確固と堅持しなければならない。
「世界の自主化を実現するためには、すべての国と民族が反帝・自主の旗印を高く掲げて自主性を堅持しなければなりません」
自主性を堅持することは他国と他民族を支配し世界を制覇しようとする帝国主義者らの策動が悪辣になっている今日の状況において死活の問題として提起される。
自主性を堅持することに国と民族の生命と尊厳、栄誉がある。
自主と正義を志向する国と民族であれば、外部勢力の干渉と支配に反対、排撃し自己の運命を自主的に開拓していかなければならない。
帝国主義、支配主義勢力の侵略と戦争策動を阻止し破綻させて世界の平和と安全を守っていかなければならず、「人権擁護」と「世界化」の看板の下に行なわれる帝国主義者らの狡猾な策動に覚醒を高めることが重要である。
世界の自主化を成果的に実現していくためにはまた、真の国際的正義を実現するために闘わなければならない。
今、国際舞台で帝国主義列強の利害関係によって正義も不正義として犯罪視され、正義と真理が踏みにじられる非正常的な現象が現れつつあるため、進歩的人類は政見と信仰、経済と文化の発展の差を問わず、国際的正義を実現するために積極的に闘わなければならない。帝国主義、支配主義者が云々する鉄面皮な「正義」のベールを焼き払い、「正義」の看板の下に不正義がのさばる古い国際秩序を破壊し、公正で正義の新しい国際秩序を樹立していかなければならない。
世界の自主化を成果的に実現していくためにはまた、社会主義偉業を勝利の内に前進させるための闘争を力強く展開し、非同盟運動を強化し発展させなければならない。
社会主義と非同盟運動は反帝・自主の中核、威力ある反戦平和擁護の力量である。
世界の自主化を実現するための闘争で社会主義諸国は互いに支持し、連帯を強化し、協力と交流を拡大し発展させなければならず、自主性を擁護する世界のすべての国と人民は社会主義偉業を支持し援助しなければならない。
非同盟諸国は帝国主義者らの侵略と戦争策動に一致した行動で反撃を加えなければならない。
世界の自主化を成果的に実現していく上で自主性を擁護する党と団体、進歩的諸国が反帝・自主の旗印の下に団結し協力していくことがまた重要な原則的問題として提起される。
今日、帝国主義者らは反帝・自主勢力を抹殺するためにありとあらゆる手段と方法を尽くして策動している。こうした状況下で革命的党と団体、進歩的諸国は帝国主義者らの狡猾な欺瞞に騙されて互いに反目し嫉視したり、戦ったりせず、共同の敵である帝国主義者に反対することに闘争の矛先を向けるべきであり、自主と平等、相互尊重の原則で大陸別、地域別の協力を強化して、世界の自主化偉業を前進させるための有利な条件をつくらなければならない。
