チュチェ

    青春通りのスポーツ村に現代的に建設された平壌運動器具工場は、チュチェスポーツの強化発展のために心血と労苦を捧げた金日成主席と金正日総書記の崇高な志を体し、チュチェの祖国をスポーツ強国として打ち立てている敬愛する最高指導者金正恩委員長の卓越したスポーツ重視思想と精力的な指導がもたらした立派な建造物である。

    国のスポーツの発展に常に深い関心を向けている金正恩委員長は、スポーツを発展させるためには、物質的条件が立派に保障されなければならないと強調し、チュチェ48（1959）年4月に創立された平壌運動器具工場を新世紀の要求に合わせて新たに建設することを発起した。

    金正恩委員長は、うってつけの場所に工場の敷地も定め、形成案も指導し、工場の名称を平壌運動器具工場と命名するようにした。

    平壌運動器具工場は、スポーツのプロ選手はもちろん、青少年と勤労者の間で需要が高い種々のスポーツ器具を生産する工場の特性に即して、現代的な設備を合理的に完備し、生産と経営活動の近代化、情報化を高い水準で実現した結果、過去に比べて種々の運動器具をより量産できるようになった。

    そして、工場で作った製品の質を保証するだけでなく、国際的基準にふさわしいスポーツ器具を生産するために厳格な品質管理システムを築いた。

    「大城山」の商標が浮き彫りになっている建物は、こぢんまりとした憩いの場を中心にして四つの面に取り囲まれ、生産区域、教育区域、生活区域が明白に区分されている。

    生産区域には、シム・システム指令室と製品のサンプル室、ボール製作の初の工程であるローラー作業場と内皮作業場、手袋を生産する裁断作業場と製品検査室、製品倉庫などがある。

    ボールを製作する各作業場では、労働者の健康問題を第一にし、生ゴムの臭いがしないように各所に排気装置と集塵装置が設置されており、製品検査室には朝鮮の科学者と労働者階級が力をあわせて作った近代的な検査装置がある。

    製品倉庫には、多種多様のボールが天井をつくほど、ぎっしりと詰まっており、各種の手袋とネットなど、各種の運動器具も多く積まれている。

    生活区域には、風呂、理髪、美容のできる便宜サービス施設と従業員用食堂、従業員の子女のための近代的な託児所が構えられている。

    その他にも、近代的なコンピューターが設置されている科学技術普及室とりっぱに建てられた文化会館などもある。

    平壌運動器具工場が建設されることにより、プロのスポーツ部門を発展させ、スポーツを大衆化、生活化する上で必要な各種の運動器具を自らの力と技術、資材によって十分に生産・保障することができるようになった。

    「大城山」の商標が朝鮮のスポーツ選手と人民が好み愛する商標となり、世界に光を放つようになる時に、朝鮮はスポーツによって栄え、スポーツによって名を馳せて強大になるスポーツ強国の威容を余すところなく誇示するでしょう。