平壌市万景台区域の龍岳山洞、龍山洞、龍峰里の間に位置している龍岳山は、奇岩が空高く聳え、咲き乱れる花、緑したたる森、秋の紅葉などが神秘的に調和をなし、「平壌の金剛山」として、景色が非常に美しいところとして知られている。
龍岳山という名前も、峰の形が龍が今にも空に飛び立とうとしているかのような奇妙な形をしているところから付けられたのである。
龍岳山には、約600種余りの植物がある。山林のほとんどが、マツ林、またはマツとクヌギの混成林である。
龍岳山には、わが国の天然記念物として指定されて、特別に保護・管理されている龍岳山ケヤキ、龍岳山チャンチン、龍岳山エンジュがある。
龍岳山は平壌市の美しい全景を一望に収めることができ、豊穣な農村の風景が一目に見渡される景色のよいところである。
山のふもとには、近代的に建てられた万景台少年団野営所がある。龍岳山には、わが国で最も古い寺の一つである「法雲庵」などの歴史遺跡がある。
龍岳山には、偉大な
朝鮮人民に、より幸せな生活条件をもたらすため、一生を捧げた
新しい世代と人民の幸せのために冷たい風が吹きすさぶ山道を歩きながら、大きな心血を注いだ