労働保護のための条件保障で重要なのは、勤労者の生命と健康保護に有利な作業環境と条件を整え、労働安全施設、労働衛生施設を十分に保障してくれることである。
朝鮮では労働安全施設を整え、そのつど整備して正常稼動を保障するようにしている。
事故を防ぐための安全装置、保護装置、信号装置のような労働安全施設を徹底して整え、労働安全施設が整っていない状態では勤労者に仕事をさせないし、労働安全施設の正常的な稼動を保障し、該当の監督統制機関の承認なしに労働安全施設を解体しないようにしている。
高熱、ガス、埃、騒音、振動、湿気、放射線、細菌による被害を防ぎ、採光、照明、通風、暖房条件などを衛生学的要求に即して保障するようにしており、合宿、食堂、風呂場、理髪所、休憩室をはじめ、生活及び便益サービス施設と託児所、幼稚園を設け、その運営を正常化するようにしている。
機関、企業、団体に病院あるいは診療所を合理的に配置し、勤労者にたいする健康検診と治療予防活動を責任をもっておこない、職業病によって該当の職種で働けなくなった勤労者にたいしては相応の職種に配置するようにしている。
生産建物や施設物を設計し建設する時、労働安全、労働衛生のような労働保護条件が十分につくられるようにし、それから発生できる有害物質が隣接地区に及ぼす影響を考慮し合理的に配置するようにしている。
労働安全施設と労働衛生条件にたいする測定及び検査を正常的に行ない、合格された条件でのみ使用するようにしている。