「社会主義社会では勤労人民大衆の自主的権利が完全に保障され、かれらの創造的威力が余すところなく発揮され、社会のあらゆるものが勤労人民大衆に奉仕します」
朝鮮の社会主義国家政治制度は、国家と社会の主人としての人民大衆の自主的権利を徹底的に代表して擁護し、彼らの責任と役割を強めて、全社会の政治的・思想的統一を実現し、人民の自主的で創造的な生活を真に保障してくれる革命的で人民的な国家政治制度である。
朝鮮の社会主義国家政治制度で重要な内容をなしているのはまず、勤労人民大衆が国家の主人となるように国家主権を組織し実現していく秩序を規制した制度である。
朝鮮の社会主義国家政治制度が規定している社会主義国家形態は、国家主権の組織形式の面で見ると、社会主義共和制であり、国家主権の実現形式の面で見れば、社会主義的民主主義制度である。
朝鮮民主主義人民共和国は全人民が民主主義的選挙原則にもとづいて直接的に選挙した人民代表機関が国家主権を行使する社会主義的共和制の形態を取っており、社会主義的民主主義を自己活動の基本方式にしている。
朝鮮の社会主義国家政治制度で重要な内容をなしているのは次に、国家が社会のすべてのものを掌握し管理する整然とした活動体系を確立する制度である。
ここで重要なのは第一に、社会主義国家機構体系であり、第二に、国家行政単位と行政区域体系であり、第三に、国家管理に人民大衆を参加させる制度であり、第四に、国のすべての生活を統一的に掌握し管理する制度と秩序である。
朝鮮の社会主義国家政治制度でもっとも重要な内容を成しているのは国務委員会を中枢とする国家機構体系である。
国務委員会を中枢とする国家機構体系では朝鮮民主主義人民共和国国務委員会委員長が国家を代表する
