朝鮮の社会主義法は、勤労大衆のための法として、最も人民的であることで特徴づけられる。
朝鮮において社会主義法は人民大衆第一主義の原則によって制定されており、時代と発展する現実の要求にふさわしく法を修正補充し、新しい法を制定するときにも人民の利益に全的に合致するようにしている。
朝鮮の社会主義法が人民的な法であるということは、何よりもそれが人民大衆の自主的権利を実際的に保障する民主主義的な法であるところで現れている。
朝鮮で社会主義法は、それぞれの公民に、性別と職業、財産と知識程度、政権と信仰の差にこだわりなく、選挙する権利と選挙される権利、言論、出版、集会、結社、示威の自由、申訴と請願の権利など、政治的権利と自由を保障している。また勤労者に職場を保障される権利、労働の質と量に従って分配を受ける権利、無料教育と無料治療を受ける権利、科学と文学芸術活動の自由など、広範な権利と自由を保障しており、国家が人民の物質・文化生活を全的に責任を持って見守ることを法的に確固と裏付けている。
今日、平凡な人々が
朝鮮の社会主義法が人民的な法であるということはまた、社会主義法が人民大衆の高い自発性によって守られる法であるというところで現れている。
今日、朝鮮人民は、社会主義法の履行がほかならぬ自分の利益と幸せを守る道であり、人民大衆中心の社会主義制度を守る道であるという自覚を持って、高い遵法気風を発揮している。厳しかった苦難の行軍の時期にも、飢え死にすることがあっても工場の設備と機械を守り抜き、度重なる試練の中で自らを育てあげ、見守ってくれるありがたい社会主義制度のためにすべてを尽くしてきたのが朝鮮人民の本態であり美しい品格である。今、朝鮮の国家社会制度が人民大衆のために奉仕する真の人民の制度としてより強化され、国家の統一的指導の下に社会主義強国建設が力強く進められているのは、朝鮮人民の自発的な遵法気風に基づいているからである。