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2014年―朝鮮の経済建設方向

     敬愛する金正恩同志は、新年の辞でチュチェ103(2014)年の経済建設の方向について明らかにした。

    新年の辞では今年には、農業部門と建設部門、科学技術部門が先頭に立って革新ののろしを高く掲げることについて指摘した。

    敬愛する金正恩同志は次のように述べている。

    「われわれは今年、農業部門と建設部門、科学技術部門が先頭に立って革新ののろしを高く掲げ、そののろしが社会主義建設のすべての部門で飛躍の炎となって激しく燃え上がるようにすべきです。」

    今年にも昨年と同様に、経済建設と人民生活の向上をめざすたたかいで農業を主要攻略部門としてしっかりとらえ、農業にすべての力を集中しなければならない。

    今年は、偉大な金日成主席が社会主義農村問題に関するテーゼを発表して50年目に当たる意義深い年である。

    主席はチュチェ53(1964)年2月25日、朝鮮労働党中央委員会第4期第8回総会で「わが国の社会主義農村問題に関するテーゼ」を発表した。

    テーゼは、社会主義農村建設において提起される重要な理論・実践的問題に科学的な解明を与えた社会主義農村建設の大綱である。

    農村では、今年に思想革命、技術革命、文化革命を力強く繰り広げ、農業生産に画期的な転換をもたらして、社会主義農村テーゼの正当性と生命力をはっきりと実証しなければならない。

    そのために農業部門では、科学的営農方法を積極的に取り入れ、農作業を責任をもって行わなければならない。畜産を大いに発展させ、温室野菜ときのこの栽培を大々的に行って、より多くの肉類と野菜、きのこが人民に供給されるようにすべきである。

    今年、建設において新たな繁栄期を開かなければならない。

    建設は、強盛国家の基礎を固め、人民の幸せのよりどころを築く重要な部門である。

    新年の辞には、建設部門で先軍の時代を代表する立派な建築物を築き、人民の生活条件改善のための建設を多く行って自立的経済の土台を打ち固め、人民により裕福で文化的な生活をもたらすべきであると指摘されている。

    科学技術は強盛国家の建設を促す原動力であり、科学技術の発展に人民の幸福と祖国の未来がかかっている。

    今年、科学研究部門では国の経済発展と人民生活の向上において長期的に解決すべき問題と、現実において提起される科学技術上の問題を解決し、先端を突破して知識経済建設の早道を切り開かなければならない。科学者、技術者は、党が与えた科学技術竜馬のつばさを大きく広げ、科学的才能と熱情を最大限に発揮して誰もがすばらしい科学技術上の成果をあげることによって、富強な祖国の建設に寄与する真の愛国者となるべきである。同時に、全社会に科学技術重視の気風を確立し、全人民科学技術人材化のスローガンを高く掲げ、すべての幹部と勤労者が現代科学技術を熱心に学ばなければならない。

    新年の辞では、農業、建設、科学技術分野と共に先行部門、基礎工業部門をはじめ人民経済のすべての部門で革新の熱風を巻き起こすべきであると指摘した。

    まず、金属・化学工業部門では主体化、近代化のスローガンを高く掲げ、国内の原料、燃料と最新の科学技術に依拠して生産を軌道に乗せるために奮闘することによって、人民経済全般を活性化し、人民生活向上に必要な鉄鋼材と各種の化学製品を十分に生産、供給すべきである。

    また、電力工業、石炭工業を確固と優先させ、国の経済発展を積極的に推進すべきである。

    そして、軽工業部門の工場では近代化、CNC化を積極的に推し進め、原料、資材の国産化の比重を高めて生産を正常化し、すべての市、郡ではその地方の実情に合わせて地方工業を発展させ、各種の良質な一般消費財をより多く生産すべきである。

    水産部門では、漁船と漁具を近代化し、科学的な方法で漁獲戦闘を力強く繰り広げて、すべての漁港に大漁の汽笛の音が鳴り響くようにし、浅海養殖も大々的に行うべきである。

    最後に、地下資源、山林資源、海洋資源をはじめ国の貴重な資源を保護し、積極的に増やすとともに、植樹を大衆あげての運動として力強く繰り広げ、すべての山に青々とした木々が生い茂るようにしなければならない。

    敬愛する金正恩同志が新年の辞で打ち出した経済建設の課題を実現する闘争の前途には、多くの隘路と難関が置かれている。

    しかし、敬愛する金正恩同志の精力的で賢明な指導と、その周りに固く結束した軍隊と人民がいる限り、今年に朝鮮の経済建設において飛躍的な成果をもたらすことは確定的である。