白頭山密営生家は、金正日総書記が誕生した歴史の家である。
金正日総書記はチュチェ31(1942)年2月16日、白頭山密営の素朴な丸太小屋で「白頭光明星」として誕生した。
現在、原状通りに整備された生家の部屋には、総書記が幼年時代に愛用した背のう、木拳銃と双眼鏡、モザイク式朝鮮地図、低い机、女性隊員が総書記に入念に作り上げたつぎはぎの敷布団や毛布が載せた小さな櫃がある。
そして、抗日の女性英雄金正淑同志が使った軍用飯櫃と水桶など、炊事道具が保存されている。
白頭山密営生家の入り口には、総書記を「白頭光明星」として永遠に高く戴き、チュチェ革命偉業をあくまで完成していこうとする全朝鮮人民の一致した念願をこめて金日成主席が総書記の生誕50周年に際して親筆した頌詩「光明星賛歌」を刻み付けた記念碑が立てられている。
白頭山密営生家の裏には、主席が白頭山の息子として文武忠孝を兼備した総書記をわが党と国家、軍隊の最高首位に高く戴き、総書記の指導をあくまで捧げていく全人民の切々たる念願をこめて名付けてくれた「正日峰」がある。
金正日総書記が誕生した白頭山密営生家は、主席が誕生した万景台生家とともにわが人民の心の中に貴重に秘められている。