チュチェ103(2014)年11月3日、在ドイツ同胞協力会のホームページに松涛園国際少年団野営所を紹介する「子供たちの夢が宿った家」という題の記事が載った。

記事は昔から名勝地として知られた松涛園の自然風致と調和して壮大かつ華麗に建てられた松涛園国際少年団野営所がそのまま一幅の名画を髣髴させるとし、次のように書いた。

「特色ある建築美を備えた野営閣と国際親善少年会館、屋外運動場、室内体育館、屋外遊泳場、屋外アーチェリー場、水族館、鳥類舎などのすべての細部形象は子供たちを童話の世界へ導いて行く。

野営閣の天井照明が神秘境の月の国、星の国の世界へ導くかと思えば、水族館のトンネル水槽に入ると、まるで海の中にいるような幻想にとらわれる。

野営所は子供たちに限りない喜びや楽しさを与える童話の世界であるだけでなく、未来へと思う存分羽ばたくようにする希望の家でもある」とし、次のように続けた。

「驚いたのは第一に、この野営所のすべての近代的な建物と最新式設備、施設や機材の一つ一つが想像を絶するものであり、それが野営生に無料で提供されているということである。

第二に、他の国であるならば百万長者や特権層の子供でなければ考えられない立派なところで朝鮮の平凡な勤労者の子供たちが野営生活をしているという事実である。

第三に、これらすべてのものが党と政府の一貫した、確固たる路線と政策の具現であり、所産であるということである。

金正恩総書記は2012年6月、朝鮮少年団創立66周年慶祝行事でおこなった演説の中で、朝鮮労働党と共和国にとって、愛する少年団員は億万の金銀財宝にも比べることのできない貴重な宝であり、希望と未来のすべてであると述べた。

このように崇高な次代愛と徹底した未来観を身につけた総書記が松涛園国際少年団野営所の改築を発起し、数回にわたって現地指導しながらあらゆる措置を講じ、世界一の野営所として建ててくれたのである。」