いつか敬愛する金正恩総書記が綾羅イルカ館の建設場を現地指導する際のことである。
総書記は幹部たちに、観覧ホールに入る通路と清涼飲料売店、科学技術普及室、トイレへの通路がわかりやすいようにイルカ館の総合案内図を的中の場所に設置しなければならないと助言した。
総書記はイルカ館を見回って外へ出る途中、駐車場がある別の玄関を見てその場に足を止めた。
総書記はあそこに駐車できるようにしたのを見ると休憩室を作ったようだが、私はそんなことに反対する、これからはそんなことを絶対に許さない、私は要らない、イルカ館に幹部用の休憩室を作る必要はないと断固と言った。