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金日成主席によるチュチェ思想の創始

金日成主席は、歴史の新時代、自主時代の要求を反映して新たな革命思想、チュチェ思想を創始した。
時代と革命の前途を明らかにしている革命思想は、当該の歴史的時代の要求を反映して生まれる。
チュチェ時代は、従来のすべての歴史的時代と根本的に区別される歴史の新時代である。
従来のすべての歴史的時代と区別されるチュチェ時代の根本的特徴は、かつて抑圧され、蔑まれた勤労人民大衆が世界の主人として登場し、自己の運命を自主的に、創造的に切り開いていく歴史の新時代であることにある。
チュチェ時代は、人民大衆に世界と自己の運命の主人であるという見解と観点を与える人間中心の新たな哲学思想、人民大衆の自主性を完全に実現するための道を明らかにする人民大衆中心の新しい革命理論、人民大衆をもって革命と建設の主人としての責任と役割を果たすようにする革命的指導方法を求めた。
新しい革命思想、指導思想の創始は、朝鮮革命の実践においてさらに差し迫った要求として提起された。
朝鮮革命では、歴史発展の特殊性と革命の困難さ、複雑さによって人民大衆が革命の前途を自主的に、創造的に切り開く問題が特別に提起された。
金日成主席は、到来した新時代、革命運動の発展に比べて当時、朝鮮民族解放運動の実態を全面的に分析し総括した。
当時、朝鮮民族解放運動の本質的弱点は、上部の数人が集まって、議論をたたかわせるだけで、革命運動に大衆を奮い立たせず、事大主義、教条主義にとらわれて他人の力に依拠して革命を行おうとしたのである。
金日成主席は、朝鮮民族解放運動の弱点から深刻な教訓をとらえ、固陋な民族主義者とえせマルクス主義者、事大主義者と教条主義者とは根本的に異なる朝鮮革命の新たな道を切り開く過程にチュチェ思想の出発点となる二つの真理を発見した。
金日成主席が発見した真理の一つは、革命の主人は人民大衆であり、人民大衆の中に入り、彼らを教育し、組織、動員してこそ、革命で勝利することができるということである。
金日成主席が発見した真理はまた、革命は自己の信念にしたがって自分が責任を持って行い、革命において提起されるすべての問題を自主的に、創造的に解決すべきであるということである。
金日成主席は、チュチェ思想の出発点となる二つの真理を発見してチュチェ19(1930)年6月、卡倫で行われた共青および、反帝青年同盟指導幹部会議でチュチェ思想の原理を闡明し、朝鮮革命の主体的な路線を明らかにした。
これは、自主時代、革命の新たな指導思想であるチュチェ思想の創始を宣布した歴史的な出来事となる。