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チュチェ54(1965)年7月のある日、人民のための現地指導の道を歩み続けていた金日成主席がある所に立ち寄った。
風光明媚な山と清らかな水が揺れる湖があって休息には打ってつけの場所であった。しかし主席はしばしの休息もとらずに、幹部らと談話を交わしながら多忙な時間を送っていた。
同行した幹部は、あまりにももどかしくて主席に、せっかくの所なのに少しなりとも休息をとってくれるよう、自分の気持ちを申し上げた。
すると主席は昔から「臣労君逸」といわれている、これは臣下が仕事をたくさんすれば、君子が安らかに過ごすことができるという言葉であるが、私は人民の臣下であり、人民はわれわれの君子である、だからわれわれが仕事をたくさんしてこそ、人民が安らかに過ごすことができる、そして仕事をたくさんすることが私には休息となる、それ以上楽しい休息はないと笑顔で言うのであった。