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1999年に朝鮮では当年を強国建設の偉大な転換の年として輝かせるというスローガンを高く掲げた。
これはすでに築いた精神的、物質的土台を跳躍台にしてチュチェの社会主義強国を打ち立てる、歴史的進軍の幕を上げるという意味が込められている。
この衝撃的な消息に国際社会では一大波紋が起こった。
すでに知られたように1990年代に入って国際舞台で起こった不正常な事態によってもっとも困難な難関を経なければならなかった朝鮮であった。そういう朝鮮がどのようになって多くの国でその決断を躊躇する強国建設という雄大な目標を政治綱領として打ち出すことができたのか。
それは朝鮮人民の偉大な金正日総書記の確固たる政治的胆力によるものであるといえよう。
一般的に、強国の建設はどの国の政治指導者も目標にしたがる理想であり、どの国や民族も到達したがる理想郷である。しかし、あまりにも莫大な代価を要する膨大な目標であるのであえてどの国もその道に乗り切るのをためらうのである。
高い理想があるとしてもそれを実現する大きな政治的胆力がなければ、ただの夢にすぎない。理想と夢の実現は、果敢な政治的胆力を不可欠とする。
朝鮮の偉大な金正日総書記はまさにそうした胆力の所有者であった。
ゆえに、総書記は1990年代に入って、朝鮮が直面したあらゆる難関と試練を社会主義の強行軍で突破し、続けて強国建設の旗印を高く掲げたのである。