民族的伝統を正しく継承することは、当該諸国の人民の固有の民族性を生かすうえで重要な意義を持つ。
崇高な民族愛を身につけた偉大な金正日総書記は、民族の伝統を輝かす活動に深い関心を向けた。
金正日総書記は、朝鮮の民俗祝日を楽しく過ごすようにすることにより、民族の伝統を輝かした。
正月には、白髪の老人から幼い子供たちにいたるまで将棋、ユッ遊戯、たこ上げ、ゼギチャギをはじめ、民俗娯楽を行いながら祝日を楽しく過ごしている。
朝鮮の民俗祝日である正月を過ごすようになったことには、胸熱い理由がある。
金正日総書記は、いつか自分は朝鮮民族を一番愛し、民族愛を大事にしていると意義深く言った。
チュチェ92（2003）年の年初、金正日総書記は朝鮮人民の民族的伝統は民族性を土台にしているから正月も伝統的な祝日として朝鮮式に楽しく過ごすようにした。
正月だけではない。
金正日総書記の細々しい指導の中に正月十五日、秋夕など、朝鮮人民が楽しめる民俗祝日も朝鮮で大祝日となっている。
金正日総書記は、歴史文化遺跡も立派に保存、管理するようにし、民族の伝統を輝かしている。
千余年前に建てられた昔の建築物として、祖先の優れた建築術と芸術的才能を示す歴史文化遺跡の中には咸鏡南道栄光郡鳳興里白雲山に位置している龍興寺がある。
ある年5月、自ら龍興寺を訪ねた金正日総書記は、各所を見回りながら、歴史文化遺跡は国の尊い文化的財宝であると、われわれは優れた民族文化遺産を正しく生かすための事業を着実に行い、人民に朝鮮民族の誇りと自負心をさらに励ますべきであると強調した。
金正日総書記は、龍興寺だけでなく江西古墳、大城山城、正方山の成仏寺をはじめ、国のすべての歴史文化遺跡を立派に保存、管理するようにして人々の胸のなかに民族的な誇りと愛国心を抱かせた。
金正日総書記は、民俗舞踊と民俗食物を大いに奨励するようにし、民族伝統が継承されるようにした。
金正日総書記は、鳳山仮面踊りとチャンゴ踊りをはじめ、民俗舞踊を現実に即してさらに発展させるようにした。
金正日総書記は、民俗舞踊だけでなく民俗食物も大いに奨励するように導いた。
ある年、民俗食物品評会場を訪ねた金正日総書記は、祖先が創造した優れた民族食物をわれわれの世代に全部探し、時代的な美感に合うように発展させ、全国に民俗的香気が豊かに溢れるようにしようと懇切に言った。
そして、各道の特産物料理競演をはじめ、各料理競演を組織するようにし、民俗食物がさらに発展するように導いた。
民族文化遺産が立派に保存、管理され、民俗祝日、民俗食物が継承されている朝鮮の現実は、金正日総書記の賢明な指導がもたらした輝かしい結実である。
国ごと、民族ごとに自己の伝統がある。しかし、それは決して自ずと継承されるわけではない。
希世の偉人、卓越した指導者を戴くときにのみ、民族の優れた伝統が固守され、輝かせる。
金正日総書記が輝かした朝鮮人民の優れた民族的伝統は、総書記の民族愛をそのままで身につけた敬愛する金正恩元帥によって永遠に継承されていくであろう。
