人民大衆の真の生と闘争の前途を示す偉大な
革命は人民大衆の自主性を実現する組織的な闘争であり、革命の最終的勝利は革命の主体によってなされるようになる。
「革命の主体は領袖、党、大衆の統一体です」
革命の主体は領袖、党、大衆の統一体である。
人民大衆は社会的・歴史的運動を起こし、推し進める歴史の主体ではあるが、常に自己の運命を自主的に、創造的に開拓することができなかった。搾取階級社会で人民大衆は少数の支配階級から搾取され、抑圧されて来たし、自己の意思によってではなく、多くの場合、支配階級の意思に従って歴史を創造する重荷を担っていた。
人民大衆が自己の運命を自主的に、創造的に開拓するためには党と領袖の指導の下に一つの思想、一つの組織として結束されなければならない。
人民大衆は領袖を中心にして組織的に、思想的に結束することによって、永生する自主的な生命力をもつ一つの社会的・政治的生命体をなす。
個別的な人々の生命の中心が頭脳であるように、社会的・政治的集団の生命の中心は集団の
領袖は人民大衆の自主的要求と利害関係を分析、総合して一つに統一させる中心であると同時に、それを実現するための人民大衆の創造的活動を指揮する中心である。
党は領袖を中心にして固く結合した人民大衆の中核部隊として社会的・政治的生命体の中枢をなす。
党は社会的・政治的集団の各構成員を領袖と結びつけ、社会的・政治的集団の自主的で創造的な活動にたいする領袖の唯一的指導を保障する。
領袖、党、大衆が一つに結合されてこそ、永生する社会的・政治的生命体をなすため、それを互いに分離したり、対峙させてはならない。党と領袖の指導を抜きにした人民大衆が革命の主体となりえないように、大衆と掛け離れた党と領袖は歴史を導く政治的指導者としての生命力をもつことができない。大衆と掛け離れた領袖は領袖ではなく、個人であり、大衆と掛け離れた党は党ではなく、一つの個別的な集団に過ぎない。
領袖、党、大衆は一つの生命として結ばれて運命を共にする社会的・政治的生命体をなし、その間には互いに愛し助け合う革命的信義と同志愛の関係が形成されるようになる。
領袖、党、大衆の思想・意志、道徳・信義の統一体である革命の主体の生命力は永遠であり、その威力も無限大である。