「思想・技術・文化の分野で古いものを新しいものにかえるのも一つの革命であります」
革命の基本内容の今一つは、思想・技術・文化分野で古いものを新しいものにかえることである。
旧社会制度を新しい社会制度にかえるだけでは、人民大衆の自主性が完全に実現されない、社会主義制度の樹立後も、一定程度の歴史的期間、人民大衆の自主性を束縛する要因は残るようになる。
社会主義社会では旧社会の遺物である思想・技術・文化分野で古いものを新しいものにかえることである。
旧社会制度を新しい社会制度にかえることだけでは、人民大衆の自主性が完全に実現されない。社会主義制度が樹立された後も、ある程度の歴史的期間、人民大衆の自主性を束縛する要因は残るようになる。社会主義社会では旧社会の遺物である思想・技術・文化的後進性が人民大衆の自主性を束縛する主な要因に、帝国主義者と反動派が足掛かりを作って蠢動できる基盤となり、それが育つと社会主義制度そのものを危険におちいれるようになる。
新たな社会制度が人民大衆に主人の地位を保障するといっても人民大衆が思想的・文化的に、技術的に立ち遅れた状態にあれば自然の拘束と古い思想文化の束縛から脱せないし、社会の主人としての責任と役割を十分に果たせないし、人民大衆の自主性が完全に実現されない。
人民大衆は社会の主人として当然具えるべき思想と文化、技術を所有してこそ、社会の主人としての地位を守り、主人の責任と役割を果たすことができ、自主性を完全に実現することができる。
したがって、思想・技術・文化分野で古いものを新しいものにかえるための3大革命は人民大衆の自主性をめざす闘争の重要な内容となる。
