政治強国が社会主義強国の基本表徴となるのは、政治的自主性が人間、人民大衆の運命と国と民族の運命を左右する基本要因であり、政治が社会発展において主導的役割を果たすことと関連する。
政治的自主性は人間、人民大衆の運命と国と民族の運命を左右する基本要因である。
自主性は人間の生命であると同時に国と民族の生命である。
人間が自主性を失えば、肉体的には生きているといっても社会的・政治的には屍にひとしい。
人間は社会的存在であることにより、政治的自主性を徹底的に保障されながら生きてこそ、人間らしく生きると言える。
社会的・政治的自主性が保障されてこそ、人間は社会の真の主人となってあらゆる支配と従属から脱し、自らの運命を真に開拓でき、幸せで張り合いのある生活を思う存分享受できる。
政治的自主性は国と民族の運命を決する根本要因である。
人間の運命は国と民族を単位にして開拓され、人々の社会的・政治的自主性は国と民族の政治的自主性を守り、輝かせる過程を通じて実現され強化される。
国と民族は人々の社会生活の基本単位であると同時に政治実現の基本単位である。
国と民族が他人に従属されれば、いかなる自主的な政治や自主的発展についても論じることができないし、国と民族の一構成員としての個人も自主性を踏みにじられ、従属される運命を免れ得ない。
このように政治的自主性が人間、人民大衆の運命と国と民族の運命を左右する基本要因であることにより、政治強国は社会主義強国の重要な表徴となる。