検索語を入力しなさい。 禁止文字です。
金日成主席金正日総書記の不滅の思想的・理論的業績

モンゴル・チュチェ思想・先軍思想研究協会委員長
O・マシュバット

金日成主席は歴史の新時代、自主時代の要請を反映して新しい革命思想、チュチェ思想を創始しました。

時代と革命の前途を示す革命思想は、当該の歴史的時代の要請を反映して生まれます。

チュチェ時代は先行したすべての時代とは根本的に区別される、歴史の新時代です。チュチェ時代はかつて抑圧され蔑まれてきた勤労人民大衆が世界の主人となって自己の運命を自主的に、創造的に開拓していく歴史の新しい時代です。これがまさに先行したすべての歴史的時代と根本的に区別されるチュチェ時代の根本的特徴です。

チュチェ時代は人民大衆に世界と自己の運命の主人であるという見解を与える新しい人間中心の哲学思想、人民大衆の自主性を完全に実現するための道を示してくれる新しい人間中心の革命理論、人民大衆をして革命と建設の主人としての責任と役割を果たすようにする革命的指導方法を求めました。

朝鮮革命の実践は新しい革命思想、指導思想の創始を切実に要求しました。革命を自主的に、創造的に切り開く問題は歴史発展の特殊性と革命の困難さ、複雑さからして朝鮮革命でより重要な問題として提起されました。

新しい時代の革命運動発展の見地から金日成主席は当時の朝鮮民族解放運動の実態を全面的に分析総括しました。

当時、上層部にいた一部の人たちは大衆を革命運動に呼び起こそうとはせずに空理空論に明け暮れ、事大主義と教条主義に染まって他国の人たちに依拠して革命をおこなおうとしました。これがまさに当時の朝鮮の民族解放運動の本質的弱点でした。

金日成主席は当時、朝鮮民族解放運動のこのような弱点から深刻な教訓を汲み取り、偏見にこりかたまっている民族主義者とえせマルクス主義者、事大主義、教条主義者とは異なる新しい道を歩み、この過程にチュチェ思想の二つの出発点となる真理を見出しました。

第一の起点は、革命と建設の主人は人民大衆であり、彼らを教育し奮起させるならば、革命を勝利に導くことができるということです。

今一つの起点は、革命は自分の信念によって自分が責任を持たなければならず、革命で提起されるすべての問題を自主的に、創造的に解決しなければならないということです。

このような真理、チュチェ思想の二つの起点にもとづいて金日成主席は1930年6月、卡倫で開かれた共青および反帝青年同盟の幹部会議でチュチェ思想の原理を闡明し、朝鮮革命の主体的路線を示しました。

これは自主時代の革命の新たな指導思想であるチュチェ思想の創始を宣言した歴史的出来事でした。

金正日総書記は発展する自主時代の要請と革命実践の要求から出発して、金日成主席が創始したチュチェ思想を全面的に体系化し発展させました。

チュチェ思想をより深化発展させるために金正日総書記は、チュチェ哲学の根本原理を理論的に深化発展させることに深い関心を払いました。

金正日総書記は、人間は自主性、創造性、そして意識性をもつ社会的存在であると定義づけました。

金正日総書記は人間の本質的特性と人間があらゆるものの主人であり、すべてを決定するという哲学的原理にもとづいて人民大衆を社会歴史の主体としておし立てる、社会・歴史原理を全面的に体系化しました。

金正日総書記はまた自主的立場を堅持して創造的方法を具現し、思想を基本にとらえていくことをチュチェ思想の指導的原則として体系化しました。

1982年3月31日、金正日総書記はチュチェ思想を完璧に体系化した古典的著作「チュチェ思想について」を発表しました。

金正日総書記は著作の中で、チュチェ思想の創始と哲学的原理、社会・歴史原理、チュチェ思想の指導的原則といった幅広くて豊かな内容を収め、それを全一的に体系化しました。

金正日総書記の著作「チュチェ思想について」は朝鮮人民だけでなく、諸国人民の間でも大きな波紋を起こしました。

著作は発表されてから世界の90余カ国で千万冊以上の出版物に掲載され、144カ国で単行本に出版されました。

各国の著名な人士と進歩的人民は、この著作を「1980年代の新しい共産党宣言」、「人民大衆の自主性を実現するための哲学教材」であると高く称えました。

金正日総書記の精力的な思想・理論活動によって金日成主席の革命思想、チュチェ思想は時代が提起するすべての理論的・実践的問題にもっとも正確で原則的な解答を与える一つの百科全書として発展豊富化されました。

偉大な金日成主席金正日総書記の革命思想を金日成金正日主義に定義づけた金正恩総書記は、金日成金正日主義は本質において人民大衆第一主義であると闡明しました。

金正恩総書記によって、金日成金正日主義は自己の永遠な生命力をもつチュチェ時代の革命の指導思想として光を放つようになりました。