チュチェ

    「宇宙を征服したその精神、その気迫で経済強国建設の転換的な局面を切り開いていこう！」

    これは、朝鮮人民の最高指導者金正恩同志がチュチェ102(2013)年の新年の辞で、社会主義強盛国家建設に奮い立った朝鮮人民に提示したスローガンである。

    このスローガンは、思想の威力によって勝利し、前進して来た朝鮮の誇らしい歴史を継承した意味深いスローガンである。

    朝鮮では、厳しい試練の時期には不屈の革命精神が創造され、その精神によって困難を乗り越え、世人を驚かす奇跡を創造してきた。これは、どこの国でも見られない朝鮮の誇りである。

    今日、朝鮮人民にとって宇宙を征服したその精神、その気迫で経済強国建設を力強く進めていくことは必然的である。

    宇宙を征服したその精神、その気迫には、経済強国建設の近道が先端突破にあるという朝鮮労働党の意図と自分の力で必ず社会主義強盛国家を打ち立てようという、朝鮮人民の崇高な精神が秘められている。

    今日、世界の耳目は厳しい試練を乗り越えて社会主義強盛国家を建設している朝鮮に向けられている。

    帝国主義者の孤立圧殺策動の中でも100％自分の力で「光明星―3」号2号機のような衛星の製作、打ち上げに成功することができた力の源泉ははたして何かということは、世界の重要な関心事となっている。

    朝鮮の奇跡の源泉は、人民が発揮する不抜の革命精神にある。

    朝鮮の頼もしい宇宙征服者たちは、金正日総書記の遺訓を肝に銘じ、社会主義守護精神と最先端を突破して世界の前列に立とうという愛国の心をもって、あらゆる試練と難関を乗り越え、衛星の打ち上げに成功するような、特筆すべく出来事をもたらしたのである。

    宇宙征服者たちのその精神と気迫は、不死身のようにたたかう朝鮮を代表する、時代の精神であり、気迫である。

    宇宙を征服したその精神、その気迫は、すべての朝鮮人民を最後の勝利をめざす総攻撃戦へと立ち上がらせる原動力である。

    敗北主義に陥った人には、近道も遠い道に見えるが、攻撃へと進む人には険しい遠い道も近道に見えるのである。

    宇宙を征服したその精神、その気迫は、大胆な攻撃戦の精神、決死戦の気迫である。

    朝鮮の宇宙征服者たちは、試練の前で気後れせず後退もしなかった。彼らはひたすら、自力更生だけが生きる道であり、領袖の命令・指示を貫徹する前には死ぬ権利がないという鉄の意志で最も厳しい局面を克服した。

    衛星発射成功への突破口は、このようにもたらされた。

    社会主義を建設する道には、暗礁がないわけではない。自主偉業のためにたたかう党と人民にとって最も恐ろしいのは、経済的難関、それ自体ではなく、その難関のとりことなる敗北主義である。敗北主義を克服することは、社会主義建設の死活の問題である。

    宇宙を征服したその精神、その気迫が偉大なのは、人民を敗北主義を0,001％も知らない不屈の戦士、革命的楽観主義者に育て上げる英雄的な闘争精神であるからである。この偉大な精神と気迫によって朝鮮人民は、近い将来に必ず強盛国家を建設するであろう。

    宇宙を征服したその精神、その気迫は、偉大な渾然一体の中で創造された不敗の革命精神であり、気迫である。

    帝国主義者とその御用ラッパ手は、歴史的に社会主義建設で発揮される人民の革命精神を悪辣に中傷した。「上からの強要」だの、「注入」だの、「組織化」だのと言いながら、人民の革命的気概を歪曲した帝国主義者の宣伝は中断されなかった。それは、社会主義を「兵営式」だの、「行政命令式」だのと誹謗する帝国主義者の悪辣な策動の一環である。

    真の革命精神は、人為的には発揮されるのではない。厳しい試練をも甘受しながら、死をも覚悟して党と社会主義を奉じる人民の純潔な心を強制的に「注入」し、「組織化」することはできない。人民の心を動かすことはひとえに、真実な信頼と愛だけである。指導者は人民を革命の主人、教師として押し立て、人民は指導者を真心を込めて従い、奉じる血縁的なつながりの中で時代を震撼させる革命精神が創造されるのである。この断ち切ろうにも断ち切れない思想と精神のつながり、信頼と信義の絆がまさに渾然一体なのである。

    渾然一体の哲理を分からない者は、いつになっても人民の中で発揮される革命精神の本質を理解することができないであろう。

    宇宙を征服したその精神、その気迫が創造された日々は、金正恩同志と朝鮮人民が腕と肩を組み合い、一心同体となって試練を乗り越えてきた崇高な渾然一体の日々であった。

    指導者は、人民を信頼し、人民は指導者を信頼し、指導者と人民が結束して、難関を乗り越えていくのは朝鮮の誇らしい伝統である。

    宇宙を征服したその精神、その気迫の創造者は、宇宙征服者たちであるが、彼らを不屈の闘士として育て上げたのは、朝鮮人民の最高指導者

    金正恩元帥である。

    今日、人々は宇宙を征服したその精神、その気迫で戦う朝鮮人民の姿から金正恩同志の思想と理念の偉大さ、政治の偉大さを見ている。

    宇宙を征服したその精神、その気迫は、金正恩元帥の徹底した自主精神の具現である。

    自主は、朝鮮革命の生命である。自主精神を左右の銘とし、最後の勝利をめざす総攻撃戦を展開した人々がまさに、 宇宙を征服したその精神、その気迫の創造者である。

    朝鮮の最後の攻撃戦は、自主の理念を固守する総攻撃戦であると言える。

    金正恩元帥が与えた自主の信念があったがゆえ、朝鮮人民は容易い道ではなく、自分の力で生きていく、難しい闘争の道を選択した。

    民族の自主性を生命のように貴ぶ朝鮮人民の剛毅さは世界を驚嘆させている。

    世界には、小さな経済的難関にも恐れをなし、外資導入と他国の援助を物乞いする国もある。こうすれば結局、帝国主義奴隷の鎖しか与えられない。

    朝鮮の生きる道は、朝鮮の経済構造と経済土台を積極的に生かし、その威力を全面的に強化していくところにある。

    朝鮮人民は、宇宙を征服したその精神、その気迫に貫かれている自主、自立の原則を今後とも徹底的に守っていくであろう。

    最後の勝利は、宇宙を征服したその精神、その気迫で生き、たたかう朝鮮人民にある。