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朴(パク)淵(ヨン)の滝

    開城市の北部の朴淵里にある朴淵の滝は、金日成主席がチュチェ46(1957)年8月とチュチェ81(1992)年5月、金正日総書記がチュチェ63(1974)年7月に不滅の足跡を残した由緒深いところである。

朴淵の滝は朝鮮3大瀑布の一つである。

阿虎飛嶺山脈のソンゴ山と天馬山間の険しい谷間に流れ落ちる珠玉のような水が立岩にぶつかって回り流れながら朴淵に溜まってから岩壁伝いに落ちながら滝となる。

    朴淵の滝は他の滝より水が落ちる速度が速く、かつ水の音も轟音である。

    そして水煙を立ちながら風致をより美しくする。

    滝の上には平らな岩がふくべ模様につくられた周り24m、直径8m、深さ5m程度の奇妙な池である朴淵があり、その中に数人が座れるほどの大きさの立岩がある。

    滝の下には瀑布水によってくぼんだ周り120m、直径40m程度の姑母潭という池がある。姑母潭の麓には水に浸って上部だけを表した竜岩という丸い岩があり、姑母潭の西側の丘の上に泛槎亭という東屋がある。

    姑母潭から流れる水はこの東屋がある岩の下方に回り流れてオゾ川に合流する。

    壮大な滝は南側の切り立った崖と四方に屏風のように囲まれた断崖絶壁によってさらに絶景である。

    春にはつつじ、クロフネつつじ、桜、あんず、山梨の花が満開し、夏には濃い緑の中のモクランの花が香り、秋にはすべての山と川が紅葉して四季中滝の景色をさらに美しくしてくれる。

    朴淵の滝には主席の不滅の革命史跡を代を継いで末永く伝えるために建てた頌詩碑がある。