敬愛する
「自立経済発展の早道は、科学技術を優先させ、経済作戦と指揮で革新を起こすところにあります」
自立経済発展の早道はまず、科学技術を優先させることである。
科学研究部門では朝鮮式の主体的な生産工程を確立し、原料と資材、設備を国産化し、自立的経済構造を完備する上で提起される科学技術上の問題を優先的に解決すべきことである。
経済の発展において、戦略的に意義を持つ原料と燃料を国内資源に保障する生産技術工程を確立し、先端設備など切実に必要な技術手段を朝鮮の実情に即して自力によって生産保障すべきである。
近代的技術に基づいて基礎工業部門の主体化水準を高め、国の資源を総合的に、効率的に利用し、重要資源を大いに開発すべきである。
そして、人民経済のすべての部門と単位で科学技術普及活動を強化し、技術革新運動を活発に行い、生産成長に寄与することである。
科学技術強国を推し進める科学技術人材隊伍を整え、彼らの研究開発能力を世界的に先立った国々の水準に引き上げ、工場、企業で科学技術開発陣を整えるべきである。
全人民学習の大殿堂であり、多機能化された科学技術普及の中心基地である科学技術殿堂を中心として全国的な普及網を形成し、機関、企業、工場、協同農場で科学技術殿堂とネットワークでつながれた科学技術普及室を整備し、運営を正常化し、勤労者の科学技術知識水準を高め、彼らが当該の単位の技術発展に積極的に寄与すべである。
自立経済発展の早道は次に、経済作戦と指揮で革新を起こすことである。
内閣をはじめ、経済指導機関は、今年の人民経済計画を遂行するための現実性のある作戦を立て、その実行のための活動を責任を持って頑強に推し進めることである。
国の経済司令部である内閣は、要領主義、形式主義、敗北主義と断固決別し、党と人民に対して担った経済活動を党の路線と政策に基づいて現実性のある国家経済発展戦略と段階別計画を立て、その実行のための経済活動を責任を持って頑強に推し進めることである。
内閣は、キーポイントに力を集中しながら経済全般を活性化する方法によって、経済活動を作戦して指揮すべきである。
内閣責任制、内閣中心制の要求通りに国の経済全般を内閣に集中させ、すべての経済部門と単位が内閣の統一的な作戦と指揮に従って動く規律と秩序を厳格に確立すべきである。
そして、国家的に社会主義企業責任管理制が工場、企業、協同団体で実際に実効をもたらすように積極的な対策を講じるべきである。
工場、企業、協同団体が社会主義企業責任管理制の要求に即して経営戦略を立て、企業活動を主導的に、創意的に行い、生産を正常化して拡大発展させるべきである。