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    朝鮮の首都平壌の中心部に位置してある全民学習の大殿堂である人民大学習堂は、1982年4月1日に開館された。金日成広場の軸にあわせて南山丘の高い所に位置してある人民大学習堂は、チュチェ思想教育と科学技術、文化知識普及の拠点として、朝鮮における全社会のインテリ化の中心基地であり、勤労者の通信総合大学である。

    金正日総書記は、人民大学習堂は全社会のインテリ化の重要な基地の一つであり通信総合大学であります、と述べている。

    人民大学習堂は、共和国のすべての勤労者をチュチェ思想と最新科学技術で武装させて全社会のインテリ化を実現し、国の科学技術の発展に積極的に寄与することを自らの基本使命としている。

    人民大学習堂は労働者、農民、勤労インテリの区別なしに、すべての人々がみな来て学習する場所という意味である。

    金日成主席金正日総書記の賢明な指導のもとに人民大学習堂は、1979年12月2日に着工して1年9ヵ月という短い期間に完工し、金日成主席のご生誕70周年に際して開館した。

    金日成主席金正日総書記は、貴重な図書も送って人民大学習堂が世界的な文献基地になるよう導き、全国のすべての勤労者がここに来て思う存分学べるよう、整然とした管理運営システムと利用システムを打ち立てるようにした。

    人民大学習堂はその規模と建築術、装備水準において世界のどの国でも見られない大記念碑的創造物である。

    人民大学習堂は10階建ての朝鮮式建物である。建物は十の区域に分かれるが、大小の朝鮮式屋根が34個、部屋は数百余個もある。3千万巻の蔵書能力を有する書庫を中心に、6千席の座席をもつ23個の閲覧室、14個の講義室、数個の通報室と応答室、音楽鑑賞室が配備されてある。

    人民大学習堂の閲覧室と書庫の貸し出し台では、図書記号伝送装置によって読者が要求する図書が自動的に運搬されている。

    人民大学習堂は朝鮮の中心的な文献基地である。

    人民大学習堂には金日成主席金正日総書記の著作など、白頭山3大将軍の栄えある革命歴史を記した図書が保管されてある。

    人民大学習堂にはまた、解放後朝鮮で発行した出版物と印刷文化の誇らしい歴史を見せる昔の活字本と木版本、手写し本も保存されている。そして数多くの外国の科学技術図書と定期出版物、特殊技術文献、国際機構の科学技術部門図書が保管されてある。

    人民大学習堂は朝鮮で中心的な社会教育基地となっている。

    人民大学習堂では講義を基本にしながらこれに通報、応答、録音講義を結合させている。

    人民大学習堂では大学で教えていない新しい科学技術的問題を持って講義を組織し、科学理論講演、科学技術講習、要請講義、集中講義、外国語講習などを日常的に行っている。予見される講義をラジオとTVを通じて全国の勤労者に知らせることにより、人民大学習堂を利用する読者の便宜を積極的に図っている。

    人民大学習堂では現職にいる研究者、技師を対象にして科学技術発展趨勢と先端科学技術問題を持って毎年数回の再教育講習を組織している。

    人民大学習堂は朝鮮の科学技術普及基地、情報基地である。

    国の中心的な情報資料基地、普及基地としての使命に即応して電子図書館を立派に整え、資料調査と科学技術情報活動を行って100万件余りの資料基地を作り、金日成総合大学と中央科学技術通報社、発明局など全国の科学研究機関、工場、企業所とネットワークを形成し科学技術情報資料を提供している。そして図書閲覧と貸し出し、通信貸し出し、移動文庫奉仕などを広く組織して図書に対する勤労者の需要をより円滑に満たしており、大きな工場、企業所と建設場に直接出向いて現場講義、新しい技術通報、文献奉仕など現場奉仕を行い、国の科学技術発展と社会主義強盛大国建設を力強く支援している。

    人民大学習堂は世界の多くの国の図書館、博物館、科学研究機関、出版機関と親善協力関係を持っており、出版物交流活動を活発に行っている。

    金日成主席金正日総書記の温かい愛情と賢明な指導のもとに、人民大学習堂は朝鮮人民の学びの場所として全世界にその威容をとどろかしている。