チュチェ

    万景台生家は、金日成主席が誕生して革命の大志を育て、幼年時代を送った由緒深い所である。

    万景台生家は、美しい万景峰の麓に昔のそのまま保存されている。

    生家は1860年代、平壌に住んでいた地主が自分の山と墓地を守る人のために建てた墓守の山小屋であった。

    主席の曽祖父（金膺禹）先生は、暮らしが立たないので地主の墓所を管理することにして墓守の家を一軒世話してもらい、万景台へ移った。

    主席は、過酷な日本帝国主義植民地支配の暗澹たる悲運がとざされたチュチェ1（1912）年4月15日、万景台生家で誕生した。

    主席の誕生によって暗黒に踏みにじられ、恨めしくなっていた祖国の山河に黎明が明るく、朝鮮人民は歴史の新しい時代を迎えるようになった。

    生家には、かつて暗澹たる歳月の厳しい苦しみの中で貧しく暮らしながらも代をついで祖国と人民のために生命を賭して闘った主席の革命一家の生活を示す貴重な事跡物がそのまま保存されている。

    生家は、母屋と納屋からなっているが、母屋は台所と三つの部屋になっており、納屋は小さな三つの物置になっている。

    愛国的で、革命的な家庭の立派な亀鑑となる主席の革命一家の貴重な事跡物が保存されている万景台生家は、金日成主席の偉大な革命思想と主席が成し遂げた不滅の革命業績とともに全世界に光り放っている。