自国を富強で繁栄する強国に輝かせようというのは、各国人民の共通した志向であり、念願である。
しかし、それは望むからといって自ずと実現されるのではない。前進途上に直面するいかなる風波をも克服できる自らの強固な基盤がなく、他国に依存している国は、一時的な「成長」は遂げることができても風前の灯火と同じである。
それでは朝鮮の前進を妨げるすべての難関を正面突破戦によって切り抜けていく果敢な闘争において朝鮮労働党が確信したのは何か。
それは
「英雄的な
朝鮮の社会主義建設の勝利の歴史には、労働者階級の英雄的闘争と偉勲が歴々としるされている。
新しい祖国建設と戦後の復興建設、社会主義建設を始めとした朝鮮革命の各時期、各段階において労働者階級が自らの歴史的使命と任務を立派に遂行してきたため、朝鮮の社会主義建設では絶え間ない高揚が起こることができた。
それゆえ、朝鮮労働党は今日の正面突破戦でも朝鮮革命の節目の年代記ごとに時代を先頭で開拓する英雄として誇ってきた朝鮮の労働者階級の気概を再度誇示するよう呼びかけたのである。
朝鮮労働党の大きな信頼を受けた朝鮮の労働者階級は、熱烈な愛国心と不屈の闘争精神を高く発揮し、正面突破戦を力強く展開している。
電力、石炭、金属工業と鉄道運輸部門の労働者階級が電力と石炭、鉄鋼材の生産で一大高揚を起こし、輸送を増やす運動の火の手を激しくあげている。機械工業と化学工業、建材工業部門を始めとしたすべての工業部門の労働者階級は、自強力第一主義を高く掲げて生産設備の現代化のための闘争を力強くくり広げており、国の経済発展に必要な設備と原料、資材を極力生産保障するために努力している。これとともに軽工業と水産、建設部門で世界的な競争力をもつ名製品、名商品をより多く生産し、黄金海の新しい歴史を絶えず創造し、建設の大繁栄期を引き続き開くための闘争もくり広げている。
自力更生の革命精神でしっかり武装した朝鮮の労働者階級の力強い闘争によって、経済強国建設のための社会主義朝鮮の進軍路は早められている。