朝鮮では国家計画機関と中央化学工業指導機関、中央保健医療指導機関、地方政権機関、当該機関が医薬品にたいする需要を正確に打算した上で、医薬品の生産計画を立ててそれを必ず実行するようにしている。
医薬品であるという時、それは朝鮮民主主義人民共和国の薬典（朝鮮薬典）と国家の薬品規格（医薬品規格）に合う新薬と高麗薬及びその製剤、外国から輸入した医薬品などを意味する。
医薬品は徹底的に生産許可を受けた機関、企業所、団体だけが生産し、医薬品の生産許可は、医薬品の品種によって中央保健医療指導機関または内閣からおりる。
治療予防機関では、自分の機関で使用する医薬品の生産ができるように、医薬品の生産能力を造成し、医薬品の生産で技術者の責任性を高めている。
中央化学工業指導機関と中央保健医療指導機関、地方政権機関、当該機関では、医薬品の生産機関、企業所、団体を合理的に配置し、保健医療部門の需要に合わせて医薬品の生産能力の造成とともに医薬品を生産する機関、企業所、団体の技術従事者が医薬品の生産で自己の責任と役割を果たすようにしている。
医薬品は製薬技師、薬剤師、高麗薬剤師、合成製薬工学技師、生物薬品工学技師、抗生物質工学技師、高麗薬技師、高麗薬調剤師など、該当する技術資格をもった人が直接生産し、その技術的指導の下でのみ生産している。
医薬品の生産で規格と技術規定、標準操作法を守り、医薬品の包装を規定通りにおこなっている。
今日、朝鮮では医薬品を専門に生産する大同江注射器工場など、各製薬工場が現代的に整備されて人民の健康増進に大きく寄与している。
