一般的に著述能力は、探究と思索過程に発想し解明した問題を、科学理論的に一般化し整然とした論理に体系化する能力である。
苦心した思想理論的探求の結果も結局は、著述能力によって表れるだけに、著述力は思想理論家に不可欠の資質となる。
主席のどの著作を見ても、そこには常に時代と革命発展の切迫した要求や人民大衆の志向を反映した種子があるため、著書の政治思想性がはっきりしており、著書の政治思想的、科学理論的水準が確固と保証されている。そしていかなる思想理論的問題であっても原理的に深く叙述されており、人間生活の論理にしたがって根拠を明白にたて、生き生きとした現実資料で論証されていることにより、誰でも読めばすぐ理解できるように、通俗的に叙述されている。
とりわけ、著作の膨大さは、実に驚異的である。
著述活動は難しく複雑な活動である。思想理論活動の困難さは探求の苦心であり、探求の結果を文書にする著述活動の困難さである。
著述活動の難しさにもかかわらず、
厳しい試練のなかであれほど大きく深刻な社会的変革を指導しながら、世界的に有名な思想理論家の一生をかけた執筆量に比べられない多くの著作を、それも深奥な鉄の論理で執筆した