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金日成主席が人類の自主偉業遂行においてなしとげた不滅の業績

    今日、世界の革命的人民は、偉大な領袖金日成主席を、20世紀を代表する偉人中の偉人と高くほめたたえている。

    金日成主席は、人類歴史がいまだ知らない偉大な思想理論家、偉大な政治家として世界と人類の前に不滅の業績を積み上げた。

    金日成主席の業績の中で、人類の自主偉業遂行に積み上げた業績は特出した地位を占めている。

    金正日総書記は、敬愛する金日成同志は世界政治の元老として自主性の実現をめざしてたたかう進歩的人民に力と信念を与え、人類の自主偉業に不滅の貢献をなしました、と述べている。

    人類の自主偉業は、世界的範囲で人民大衆の自主性を完全に実現する聖なる偉業であり、それはひたすら傑出した偉人によってのみ立派に切り開かれ、勝利へと前進する。

    すぐる世紀を顧みると、人類の自主偉業遂行に貢献した偉人は少なからず、彼らの残した功績もまた大きいものであった。

    しかし、金日成主席が人類の自主偉業に積み上げた業績は、その幅と深さにおいて、どの偉人にも比べることのできない偉大なものであった。

    金日成主席は、歴史上どの偉人にもなかった非凡な思想的・理論的英知と卓越して洗練された指導力で人類の自主偉業を勝利へと導き、人類史とともに末長く輝く不滅の業績を積み上げた。

    金日成主席が人類の自主偉業遂行に積み上げた業績はまず、人類の自主偉業遂行の前途を科学的に明らかにする指導思想を創始したことである。

    偉人の業績の中でもっとも偉大なのは、人類の前途を科学的に示す指導思想を創始することである。

    科学的な指導思想の創始は、人類の自主偉業の運命、その開拓と完成において第一の問題として提起される。

    人類の自主偉業の運命に関わるこの重大な問題は、卓越した思想理論家である金日成主席によって輝かしく解決された。

    先見の明で20世紀初に、胎動する新時代、チュチェ時代の要求を深く洞察した金日成主席は、それを科学的に反映したチュチェ思想、先軍思想を創始し、長期にわたる革命闘争を通じてそれを絶えず発展させ豊富化した。

    チュチェ思想、先軍思想は人類の自主偉業の勝利的前進とその完成のための不滅の大綱であり、百科全書的な思想である。

    チュチェ思想は、社会的人間の生命である自主性を擁護し実現することを革命の根本目的として打ち出し、それを完全に実現するまで革命を行なうことを求める徹底的な革命思想である。これには自然改造、社会改造、人間改造に関する理論と民族解放、階級解放、人間解放に関する理論、全世界の自主化偉業遂行に関する理論など、人類の自主偉業完成において提起されるすべての理論的・実践的問題が全面的に明らかにされている。

    先軍思想は革命軍隊に依拠して、人民大衆の自主性を実現する道を明らかにする指導的指針である。先軍思想は、帝国主義者との熾烈な闘争を伴う今日、現代の人民大衆の自主偉業の特性に即して、革命軍隊を強化し、その役割を高め、帝国主義者の侵略と挑戦を打ち破り、国と民族の自主性を固守し、人類の自主偉業を勝利へと前進させるもっとも正しい道を示している。

    先軍思想は、チュチェ思想に根を下ろした革命思想、革命理論として、そこには先軍革命の一般的原理と革命発展の法則性、革命闘争において堅持すべき戦略、戦術的原則が体系的に集大成されている。

    チュチェ思想、先軍思想の出現、これは人類の自主偉業闘争史に特記すべき歴史的出来事になる。

    金日成主席がチュチェ思想、先軍思想を創始することにより、人民大衆の自主性をめざす闘争は科学的な指導思想の示す正しい道にそって力強く前進し、人類の自主偉業実現においては画期的な転換が起こるようになった。

    金日成主席が人類の自主偉業に積み上げた業績は次に、卓越して洗練された指導で、人類の自主偉業遂行の新しい時代を切り開いたことである。

    偉人は、革命的実践で世紀を変革し、積み上げた指導業績によってさらに輝く。

    偉人の指導を実現することは、人類の自主偉業遂行において根本問題となる。

    人類の自主偉業をめざす闘争は、歴史上あらゆる古いものを変革し、新しいものを創造する巨大な革命実践であり、諸段階をへて遂行される長期かつ困難な闘争である。

    この巨大な闘争における成敗は、優れた指導力をもつ偉人の指導に全的にかかっている。

    これは歴史が示している真理である。

    人民大衆の自主性を実現する革命実践の先頭に立ち、それを勝利へと導いた偉人は金日成主席であった。卓越して洗練された指導力と精力的な実践活動で一生を捧げて積み上げた主席の指導業績は、歴史に数多く記されている。

    金日成主席の指導業績はまず、2回の革命戦争を勝利へと導いて、植民地民族解放闘争、反帝闘争の新しい時代を切り開いたことである。

    人類の自主偉業は帝国主義、植民地主義に反対する闘争によって切り開かれ、勝利への前進を通じて完成される革命偉業である。

    20世紀は植民地民族解放闘争、反帝闘争の炎が全世界的範囲において展開された激変の世紀であった。

    朝鮮における抗日武装闘争と祖国解放戦争は、朝鮮人民が 金日成主席の卓越した指導のもとに、世界最強を自認する米日帝国主義を打ち破って勝利した革命戦争、正義の戦争として、去る世紀の反帝民族解放闘争の新しいページを開いた歴史的な出来事であった。

    20世紀初、朝鮮と世界的範囲における植民地民族解放闘争の実態を深く洞察した金日成主席は、銃には銃で立ち向かい、銃を持って革命を切り開くべきであるという独創的な銃哲学、銃重視思想を打ち出し、独創的な先軍革命指導で朝鮮民族解放運動の新しい道を開いた。

    1932年4月25日、革命的武装力を創建し、朝鮮を占領した日帝に反対する抗日大戦を宣布した金日成主席は、それを勝利の一路へと導き、1945年に祖国を解放した。そして1950年には、朝鮮戦争を挑発したアメリカ帝国主義とその連合追随勢力を打ち破る 3年間の祖国解放戦争を勝利へと導き、祖国の自由と独立、民族的自主権を誇らしく守った。

    一世代に二つの帝国主義を打ち破った金日成主席のこの戦勝業績は、植民地民族解放闘争、反帝闘争史に特記すべき歴史的出来事である。

    金日成主席の指導業績は次に、チュチェの社会主義偉業を切り開き、世界の社会主義運動の新時代を切り開いたことである。

    社会主義は人類の世紀的念願であり、人類歴史が社会主義へと前進することは歴史発展の必然である。

    人類の自主偉業は、全世界的範囲において社会主義が勝利する過程を通じて終局的に完成される。

    20世紀は、社会主義をめざす人民大衆の闘争において急激な変化が起こった世紀であった。人類が空想としてのみ思っていた社会主義が現実に転換され、世界的範囲に拡大された。しかし、90年代の各国における社会主義の崩壊により、人類の自主の念願は深刻な挫折と苦痛をなめるようになった。

    社会主義は偉大な指導者によって立派に切り開かれ、固守され完成される。

    社会主義の歴史的過程には、社会主義偉業に運命をかけ、その開拓と強化発展、擁護固守に貢献した指導者が少なくなかった。

    しかし、金日成主席のように社会主義偉業の開拓と擁護、その完成に大きな貢献をなした偉人はいなかった。

    主席の業績はまず、独創的な朝鮮式社会主義を建設し、社会主義の模範を整えたことである。

    朝鮮式社会主義はチュチェ思想が全面的に具現された社会主義、人民大衆中心の社会主義である。言い換えれば、チュチェ思想が全面的に具現され、人民大衆があらゆるものの主人であり、すべてが人民大衆に奉仕し、人民大衆の団結力によって発展する社会である。

    20世紀に存在した多くの社会主義の中で、朝鮮式社会主義はその思想的基礎、正当性と生命力、その前途と開拓方式において史上その類例を見ない独創的なものである。

    朝鮮式社会主義は、社会主義の大家である金日成主席によって独創的に切り開かれた。

    「以民為天」を座右の銘とし、人民のためにすべてを捧げてきた主席は、社会主義の道のみが人民大衆の自主性を完全に実現する唯一の道であるという確信に基づいて、社会主義の一路へ朝鮮人民を導いた。

    朝鮮戦争後、主体的な社会主義革命路線を打ち出した金日成主席は、全朝鮮人民を社会主義革命と社会主義工業化課題を遂行する闘争へ奮起させた。そこで朝鮮は、戦後わずか5年内で社会主義的生産関係を確立し、14年という短期間に社会主義工業国となった。その後、社会主義の完全な勝利と全社会のチュチェ思想化をめざす闘争を勝利へと導き、朝鮮を政治、思想、軍事、経済、文化など、すべての分野において強力で、いかなる強風にも動かない、不敗の社会主義強国と作り上げた。

    朝鮮に独創的な人民大衆中心の社会主義が建設されることにより、世界の社会主義運動とその強化発展において、新しい転換がもたらされ、社会主義をめざす世界の革命的人民の闘争には大きな励ましとなった。

    主席の業績はまた、自主性にもとづいて社会主義諸国と共産党、労働党間の団結を強化したことである。

    自主性にもとづく社会主義の強固な団結は、すべての勝利をもたらす確固たる裏づけである。

    国際社会主義運動史には、団結のために献身した領袖と彼らが残した業績が少なからず記されている。

    金日成主席の業績は、社会主義諸国間の関係を自主性にもとづく関係に確固と転換させたことにより、歴史に特記すべき業績となる。

    20世紀中葉、社会主義運動内には不和が生じ、統一団結にひびがつくような深刻な事態が醸成された。

    この事態を見抜いた金日成主席は、その根本原因は大国主義者によって他国の自主性が侵害されるところにあるということを闡明し、あくまでも自主性に基づいて団結する原則的な立場を堅持するようにした。そして社会主義諸国が帝国主義に反対し、植民地民族解放運動と国際労働運動を支持し、社会主義へと引き続き前進し、内政不干渉、相互尊重、平等と互恵の原則を守るようにした。

    金日成主席は1956年、1975年に社会主義諸国にたいする歴史的な親善訪問をおこない、自主性に基づく親善協調関係を強化発展させるうえで大きな貢献をした。特に、1984年5月16日から7月1日までの50余日にかけて2万5千余㎞もある、旧ソ連と東ヨーロッパ社会主義諸国への公式親善訪問は、主席が社会主義諸国間の統一団結を新しい基礎の上に引き上げるため、いかに精力的に活動したかを示す歴史的事実となる。

    この歴史的な訪問は社会主義諸国の統一と団結を強化し、その威力を誇示し、分裂をたくらむ帝国主義者に深刻な打撃を与えた国際的出来事となった。

    主席の業績は次に、社会主義偉業を擁護固守し、社会主義再建運動を新しい土台の上に引き上げたことである。

    20世紀末、帝国主義者と社会主義背信者の策動によって旧ソ連と東ヨーロッパ社会主義諸国が次々に崩壊される悲劇的な事態が生じた。この深刻な事態を一日も早く収拾することは、社会主義偉業の運命に関わる重大な問題であった。

    社会主義偉業の運命への崇高な責任感を担っている金日成主席は、それを擁護固守し新しい基礎の上で再建するために労苦と心血を注いだ。

    金日成主席は多くの著作で、各国において社会主義が挫折した事態の本質とその根本原因、社会主義偉業の正当性とその勝利の必然性、社会主義を擁護固守し継承発展させるうえで提起される原則的な問題のすべてを、鉄の論理で科学的に解明した。

    そして、アメリカ帝国主義をはじめ、帝国主義者の策動から社会主義諸国を擁護し、現代社会民主主義の影響から脱して社会主義原則を確固と堅持し、社会主義を固守する国々との国際的連帯をさらに強化するために精力的に活動した。

    社会主義偉業を擁護固守し、社会主義を再建するための主席の業績の中で最も特出した業績は、歴史的な平壌(ピョンヤン)宣言を採択するようにしたことである。

    1992年4月20日、朝鮮民主主義人民共和国の首都平壌(ピョンヤン)では、世界の70の政党から48名の党首と代表が署名した、歴史的な平壌(ピョンヤン)宣言「社会主義偉業を擁護し、前進させよう」が採択発表された。

    平壌(ピョンヤン)宣言は社会主義偉業を擁護固守し、前進させるうえで共に掲げていくべき闘争綱領として、ここには、社会主義は人類の理想であり未来を代表する社会、真の人民の社会であることが確言され、社会主義偉業の正当性とその不敗さ、社会主義をめざす闘争の崇高な目的とその実現をめざす根本方途が全面的に集大成されている。

    平壌(ピョンヤン)宣言の採択は、当時の世界社会主義運動の混乱状態を一掃し、社会主義再建運動が新しい活力に基づいて前進するようにするうえで転換的契機となった。この宣言が採択されると世界の革命的党と進歩的人民は、これを「社会主義再建運動と国際共産主義運動の再生を知らせる偉大な共同宣言」と評価し、積極的に支持した。そこで1992年8月までに、すでに世界の131余の政党が「平壌(ピョンヤン)宣言」に署名し、2007年4月当時、その数は270余個の政党に増えた。

    これは、平壌( ピョンヤン)宣言が自主の旗のもとに社会主義運動を再建するように励ます戦闘的旗になっていることを実証している。

    実に、世界と人類の前に社会主義の模範を創造し、社会主義運動を自主の軌道の上にあがらせた金日成主席の業績は、人類の自主偉業、社会主義の勝利的前進とともに歴史に末長く輝くでしょう。

    金日成主席の指導業績は次に、全世界が自主化へ進む新時代を開いたことである。

    全世界の自主化は、自主性を擁護するすべての国の人民の一致した志向であり、人類共同の聖なる偉業である。

    人類の自主偉業は、世界のすべての国、すべての民族の自主性が完全に実現される時、終局的に完遂される。この歴史的偉業は、全世界の自主化をめざす闘争を通じて実現される。

    金日成主席は、世界人民の一致した志向と人類の自主偉業遂行の特性、世界の政治舞台で起きた変化などを深く洞察したうえで、全世界の自主化におけるすべての問題を科学的に解明し、その実現をめざす闘争を精力的に導いた。

    金日成主席は、1975年12月に発表した論説「非同盟諸国運動は現代の有力な反帝革命勢力である」などの著作で、全世界の自主化を実現するためには、革命を行なう世界のすべての国、人民が自主性を確固と堅持し、団結した勢力で帝国主義、支配主義に反対してたたかい、非同盟諸国運動をさらに拡大発展させ、発展途上国が南南協力を強化することについて明らかにした。

    金日成主席は特に、全世界の自主化をめざす闘争において非同盟諸国運動の役割を深く洞察し、それを時代の有力な反帝自主勢力に強化発展させるために精力的に活動した。

    1960年代初、歴史的進軍を開始した非同盟諸国運動は、あらゆる支配と従属に反対し自主性を志向する進歩的運動であり、帝国主義と対峙している現代の有力な革命勢力である。

    金日成主席は、アメリカ帝国主義を頭とする帝国主義者とあらゆる反動勢力の策動により、非同盟諸国運動の前に困難な状況がもたらされる度に、それを打開する積極的な措置をとり、この運動が反帝自主の崇高の理念と原則を固守するようにした。

    金日成主席は国内、国際会議に参加して国家指導者に会う際に、「自主性を擁護する世界の人民は団結せよ」というスローガンのもとに、非同盟諸国運動の強化をめざす朝鮮労働党の原則的立場を明らかにし、反帝自主の旗印のもとに固く団結するよう絶えず影響を与え、励ました。

    また、非同盟諸国と発展途上諸国間の親善と協力を強化し、南南協調を通じて経済技術的に自立するようにし、これらの国を物心両面から支援した。

    ギニアとタンザニアに農業科学院を創立し、1980年代中葉まで22カ国に30余の工場を建設し、29カ国の灌漑建設を援助したことはその代表的実例になる。

    そして、この運動が帝国主義者の戦争策動を粉砕し、世界の平和と安全を守り、国際社会を民主化し、共同の繁栄を実現することに積極的に貢献するようにした。

    金日成主席の優れた指導と積極的な支援によって非同盟諸国運動は今日、現代の有力な反帝自主勢力として、自主的な新世界を建設するための巨大な勢力として育成された。

    これは世界の自主化を実現するうえで歴史的転換であり、ここに金日成主席の人類の自主偉業に積み上げたまた一つの不滅の歴史的業績がある。

    20世紀に人類の自主偉業が力強く展開され、そのなかで起きたすべての出来事は名実とともに、金日成主席の70年間の革命活動とかけ離れて考えることができない。

    金日成主席の生涯は、人類の自主偉業のためにあらゆる心血と労苦を捧げた世界の自主偉業の偉大な指導者、世界政治の優れた指導者の生涯であった。

    金日成主席が自主偉業のために50年間も行なった対外活動はどの指導者、どの政治家の伝記にも見出すことのできない特記に値することである。

    主席は、この期間に国家首班だけでも120余名、党首班は206名、政府首班は76名会い、人類の自主偉業遂行問題と関連して貴重なことを言われた。また、54回にわたって52万余キロメートルに達する遠い外国訪問の路程を歩み、87カ国を訪問した。

    人類の自主偉業のために世紀とともに積み上げてきた革命歴史と革命活動路程からしても、業績の高さと偉大さからしても、金日成主席に比べられる指導者と政治家は古今東西のどの時代にもいなかった。

    実に、金日成主席は世界人民から「世界革命の優れた指導者」、「世界革命の旗手」として尊敬と信頼を受けている。

    金日成主席が現代の人類の自主偉業に積み上げた不滅の業績は、自主性を志向する人民の闘争とともに世界の進歩的人類の心の中に永久不滅するであろう。