今日、世界の革命的人民は、偉大な領袖
人類の自主偉業は、世界的範囲で人民大衆の自主性を完全に実現する聖なる偉業であり、それはひたすら傑出した偉人によってのみ立派に切り開かれ、勝利へと前進する。
すぐる世紀を顧みると、人類の自主偉業遂行に貢献した偉人は少なからず、彼らの残した功績もまた大きいものであった。
しかし、
偉人の業績の中でもっとも偉大なのは、人類の前途を科学的に示す指導思想を創始することである。
科学的な指導思想の創始は、人類の自主偉業の運命、その開拓と完成において第一の問題として提起される。
人類の自主偉業の運命に関わるこの重大な問題は、卓越した思想理論家である
先見の明で20世紀初に、胎動する新時代、チュチェ時代の要求を深く洞察した
チュチェ思想、先軍思想は人類の自主偉業の勝利的前進とその完成のための不滅の大綱であり、百科全書的な思想である。
チュチェ思想は、社会的人間の生命である自主性を擁護し実現することを革命の根本目的として打ち出し、それを完全に実現するまで革命を行なうことを求める徹底的な革命思想である。これには自然改造、社会改造、人間改造に関する理論と民族解放、階級解放、人間解放に関する理論、全世界の自主化偉業遂行に関する理論など、人類の自主偉業完成において提起されるすべての理論的・実践的問題が全面的に明らかにされている。
先軍思想は革命軍隊に依拠して、人民大衆の自主性を実現する道を明らかにする指導的指針である。先軍思想は、帝国主義者との熾烈な闘争を伴う今日、現代の人民大衆の自主偉業の特性に即して、革命軍隊を強化し、その役割を高め、帝国主義者の侵略と挑戦を打ち破り、国と民族の自主性を固守し、人類の自主偉業を勝利へと前進させるもっとも正しい道を示している。
先軍思想は、チュチェ思想に根を下ろした革命思想、革命理論として、そこには先軍革命の一般的原理と革命発展の法則性、革命闘争において堅持すべき戦略、戦術的原則が体系的に集大成されている。
チュチェ思想、先軍思想の出現、これは人類の自主偉業闘争史に特記すべき歴史的出来事になる。
偉人は、革命的実践で世紀を変革し、積み上げた指導業績によってさらに輝く。
偉人の指導を実現することは、人類の自主偉業遂行において根本問題となる。
人類の自主偉業をめざす闘争は、歴史上あらゆる古いものを変革し、新しいものを創造する巨大な革命実践であり、諸段階をへて遂行される長期かつ困難な闘争である。
この巨大な闘争における成敗は、優れた指導力をもつ偉人の指導に全的にかかっている。
これは歴史が示している真理である。
人民大衆の自主性を実現する革命実践の先頭に立ち、それを勝利へと導いた偉人は
人類の自主偉業は帝国主義、植民地主義に反対する闘争によって切り開かれ、勝利への前進を通じて完成される革命偉業である。
20世紀は植民地民族解放闘争、反帝闘争の炎が全世界的範囲において展開された激変の世紀であった。
朝鮮における抗日武装闘争と祖国解放戦争は、朝鮮人民が
20世紀初、朝鮮と世界的範囲における植民地民族解放闘争の実態を深く洞察した
1932年4月25日、革命的武装力を創建し、朝鮮を占領した日帝に反対する抗日大戦を宣布した
一世代に二つの帝国主義を打ち破った
社会主義は人類の世紀的念願であり、人類歴史が社会主義へと前進することは歴史発展の必然である。
人類の自主偉業は、全世界的範囲において社会主義が勝利する過程を通じて終局的に完成される。
20世紀は、社会主義をめざす人民大衆の闘争において急激な変化が起こった世紀であった。人類が空想としてのみ思っていた社会主義が現実に転換され、世界的範囲に拡大された。しかし、90年代の各国における社会主義の崩壊により、人類の自主の念願は深刻な挫折と苦痛をなめるようになった。
社会主義は偉大な指導者によって立派に切り開かれ、固守され完成される。
社会主義の歴史的過程には、社会主義偉業に運命をかけ、その開拓と強化発展、擁護固守に貢献した指導者が少なくなかった。
しかし、
主席の業績はまず、独創的な朝鮮式社会主義を建設し、社会主義の模範を整えたことである。
朝鮮式社会主義はチュチェ思想が全面的に具現された社会主義、人民大衆中心の社会主義である。言い換えれば、チュチェ思想が全面的に具現され、人民大衆があらゆるものの主人であり、すべてが人民大衆に奉仕し、人民大衆の団結力によって発展する社会である。
20世紀に存在した多くの社会主義の中で、朝鮮式社会主義はその思想的基礎、正当性と生命力、その前途と開拓方式において史上その類例を見ない独創的なものである。
朝鮮式社会主義は、社会主義の大家である
「以民為天」を座右の銘とし、人民のためにすべてを捧げてきた主席は、社会主義の道のみが人民大衆の自主性を完全に実現する唯一の道であるという確信に基づいて、社会主義の一路へ朝鮮人民を導いた。
朝鮮戦争後、主体的な社会主義革命路線を打ち出した
朝鮮に独創的な人民大衆中心の社会主義が建設されることにより、世界の社会主義運動とその強化発展において、新しい転換がもたらされ、社会主義をめざす世界の革命的人民の闘争には大きな励ましとなった。
主席の業績はまた、自主性にもとづいて社会主義諸国と共産党、労働党間の団結を強化したことである。
自主性にもとづく社会主義の強固な団結は、すべての勝利をもたらす確固たる裏づけである。
国際社会主義運動史には、団結のために献身した領袖と彼らが残した業績が少なからず記されている。
20世紀中葉、社会主義運動内には不和が生じ、統一団結にひびがつくような深刻な事態が醸成された。
この事態を見抜いた
この歴史的な訪問は社会主義諸国の統一と団結を強化し、その威力を誇示し、分裂をたくらむ帝国主義者に深刻な打撃を与えた国際的出来事となった。
主席の業績は次に、社会主義偉業を擁護固守し、社会主義再建運動を新しい土台の上に引き上げたことである。
20世紀末、帝国主義者と社会主義背信者の策動によって旧ソ連と東ヨーロッパ社会主義諸国が次々に崩壊される悲劇的な事態が生じた。この深刻な事態を一日も早く収拾することは、社会主義偉業の運命に関わる重大な問題であった。
社会主義偉業の運命への崇高な責任感を担っている
そして、アメリカ帝国主義をはじめ、帝国主義者の策動から社会主義諸国を擁護し、現代社会民主主義の影響から脱して社会主義原則を確固と堅持し、社会主義を固守する国々との国際的連帯をさらに強化するために精力的に活動した。
社会主義偉業を擁護固守し、社会主義を再建するための主席の業績の中で最も特出した業績は、歴史的な平壌(ピョンヤン)宣言を採択するようにしたことである。
1992年4月20日、朝鮮民主主義人民共和国の首都平壌(ピョンヤン)では、世界の70の政党から48名の党首と代表が署名した、歴史的な平壌(ピョンヤン)宣言「社会主義偉業を擁護し、前進させよう」が採択発表された。
平壌(ピョンヤン)宣言は社会主義偉業を擁護固守し、前進させるうえで共に掲げていくべき闘争綱領として、ここには、社会主義は人類の理想であり未来を代表する社会、真の人民の社会であることが確言され、社会主義偉業の正当性とその不敗さ、社会主義をめざす闘争の崇高な目的とその実現をめざす根本方途が全面的に集大成されている。
平壌(ピョンヤン)宣言の採択は、当時の世界社会主義運動の混乱状態を一掃し、社会主義再建運動が新しい活力に基づいて前進するようにするうえで転換的契機となった。この宣言が採択されると世界の革命的党と進歩的人民は、これを「社会主義再建運動と国際共産主義運動の再生を知らせる偉大な共同宣言」と評価し、積極的に支持した。そこで1992年8月までに、すでに世界の131余の政党が「平壌(ピョンヤン)宣言」に署名し、2007年4月当時、その数は270余個の政党に増えた。
これは、平壌( ピョンヤン)宣言が自主の旗のもとに社会主義運動を再建するように励ます戦闘的旗になっていることを実証している。
実に、世界と人類の前に社会主義の模範を創造し、社会主義運動を自主の軌道の上にあがらせた
全世界の自主化は、自主性を擁護するすべての国の人民の一致した志向であり、人類共同の聖なる偉業である。
人類の自主偉業は、世界のすべての国、すべての民族の自主性が完全に実現される時、終局的に完遂される。この歴史的偉業は、全世界の自主化をめざす闘争を通じて実現される。
1960年代初、歴史的進軍を開始した非同盟諸国運動は、あらゆる支配と従属に反対し自主性を志向する進歩的運動であり、帝国主義と対峙している現代の有力な革命勢力である。
また、非同盟諸国と発展途上諸国間の親善と協力を強化し、南南協調を通じて経済技術的に自立するようにし、これらの国を物心両面から支援した。
ギニアとタンザニアに農業科学院を創立し、1980年代中葉まで22カ国に30余の工場を建設し、29カ国の灌漑建設を援助したことはその代表的実例になる。
そして、この運動が帝国主義者の戦争策動を粉砕し、世界の平和と安全を守り、国際社会を民主化し、共同の繁栄を実現することに積極的に貢献するようにした。
これは世界の自主化を実現するうえで歴史的転換であり、ここに
20世紀に人類の自主偉業が力強く展開され、そのなかで起きたすべての出来事は名実とともに、
主席は、この期間に国家首班だけでも120余名、党首班は206名、政府首班は76名会い、人類の自主偉業遂行問題と関連して貴重なことを言われた。また、54回にわたって52万余キロメートルに達する遠い外国訪問の路程を歩み、87カ国を訪問した。
人類の自主偉業のために世紀とともに積み上げてきた革命歴史と革命活動路程からしても、業績の高さと偉大さからしても、
実に、