チュチェ100(2011)年、1月21日、偉大な金正日総書記が沙里院正方食料生産協同組合を訪れて玄関に陳列してある塩漬けした野菜の製品を見ていたときのことであった。

総書記は野菜の塩漬けは昔から、朝鮮人民がよく作って食べた大衆食品としてその地方の農産物で別に手間を掛けなくても手軽に作られる、協同組合では朝鮮民族の優れた伝統を生かして人民に供給する美味しくて栄養価の高い副食物を質的に生産するための経営活動をより綿密におこなうべきである、生産単位では製品の種類を増やすことにだけ力を入れるのではなく、人民が実際に好む製品を独占指標と定めて、その生産を引き上げるべきである、と助言した。

自分たちが作る製品があまりにも素朴でみすぼらしいとばかり考えていた工場の活動家たちは、総書記の助言を聞いてはじめて道内に豊富な原料を持って全国的にも高評される良質の独占指標の製品を作ろうという決心をするようになった。