敬愛する金正恩総書記が建設中の平壌産院乳腺腫瘍研究所を訪れた時は暑い真夏の日であった。

総書記は2階の入院室から4階の手術室までいちいち見て回り、研究所を立派に整えるための具体的な助言を与えた。

1階に降りてきた総書記は、建物の暖房はどのように保障するかを調べた。

寒いと言う言葉がまだ耳には疎い真夏であったが、冬季に入院生活をする女性たちにいささかの不便でもあってはと気遣う総書記の暖かい思いやりに幹部たちは胸が熱くなった。

一人の幹部が感激した声で電気で暖房を保障するようになっていると申し上げると金正恩総書記は、そのときはじめて安心したかのように温かい微笑を浮かべた。