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1%の留まった水もあってはならない

朝鮮人民の大衆的便益施設であるヘルスセンター蒼光院の建設が行われていたある日、当該の幹部たちは金正日総書記に呼ばれた。

彼らと席をともにした総書記は、水の問題で苦心しているようだが考えている案があれば先ず出すようにと言った。

ある幹部がいくら考えても他国でしている通りに一度満たしておいた水を再び濾して使う方法でそれを解決する以外に方途がないようだと申し上げた。

彼の意見を注意深く聞き終えた総書記は、わが人民が利用する風呂場とプール、水遊び場には1%の留まった水もあってはならない、100%抜き出して100%入れる原則でその方途を探すべきだと言った。そして地域平面図を広げて、色鉛筆で風呂場と大同江をまっすぐに結びつけながら、大同江の水を引き上げよう、人間が願う通りに水をも流させるのがまさにわが労働党時代ではないか、と切に言うのであった。