チュチェ

    チュチェ34(1945)年8月15日、朝鮮人民は金日成主席の賢明な指導の下、抗日革命戦争を力強く展開し、日本帝国主義の植民地支配を覆して祖国解放の歴史的偉業を成し遂げた。

    抗日革命戦争の輝かしい勝利は、優れた軍事的英知と用兵術を天稟として身に付けた金日成主席によってもたらされた歴史の奇跡であった。

    金正恩委員長は次のように述べている。

    「金日成同志は銃をもって朝鮮革命を切り開き勝利に導いてきた百戦百勝の鋼鉄の統帥であり、軍事の英才である」

    帝国主義者の植民地支配と略奪政策が極度に達した20年代の前後、朝鮮をはじめ世界諸国における植民地民族解放闘争は失敗と紆余曲折を経ざるを得なかった。

    それは、植民地民族解放革命に関する正しい理論と戦略的・戦術的問題が解明されなかったことに関わっている。

    金日成主席は当代の国際情勢、植民地民族解放運動の実態を科学的に洞察し、明哲に分析した上で革命に関する独創的な思想と理論的・戦略戦術的問題を示した。

    植民地民族解放革命は独自の革命であり、植民地従属国の人民の民族解放闘争は、自らの革命勢力に依拠して武器を取って戦えば必ず勝利する。

    これは、金日成主席が史上初めて打ち出した植民地民族解放革命に関する独創的な思想理論であり、路線であった。

    金日成主席は優れた戦略戦術によって抗日革命戦争を輝かしい勝利へと導いた。

    遊撃戦を植民地民族解放闘争の主たる形式に規定した金日成主席は、遊撃根拠地の創設問題と優れた遊撃戦法の積極的な活用問題、武装闘争を広範な反日大衆の大衆運動と国際革命勢力との密接なつながりの中で発展させる問題など、独創的な軍事路線と方針を提示し具現した。

    百戦百勝する神出鬼没の知略、いかなる厳しい試練も果敢に乗り越え、災いを福にかえる強靭な意志と信念、人民を信頼し、彼らの力を発揮し、いかなる大敵も打ち破る統帥の特出した風貌によって、金日成主席の尊名は困難な抗日大戦の日々に大陸と大洋を超えて広く知られている。

    抗日革命戦争の輝かしい勝利は、日本帝国主義の過酷な植民地支配下で呻吟している朝鮮人民に祖国解放の新春をもたらした民族史的出来事であると同時に、世界の被抑圧人民の反帝民族解放闘争を新たな高揚へと鼓舞した世界史的出来事であった。

    それゆえ、ジンバブエ元大統領ロバート・ジ・ムガベをはじめとする世界諸国の指導者は、金日成主席閣下が指導した抗日革命戦争こそ、民族の解放のために戦う植民地諸国の人民がそのまま実践に受け入れるべき植民地民族解放闘争の模範であると褒め称えた。

    実に、金日成主席は植民地民族解放革命に関する独創的な思想と理論を提示し、主体的な路線と戦略戦術戦法によって抗日革命戦争を輝かしい勝利へと導き、植民地民族解放闘争の模範を創造した民族再生の恩人、人類解放の救い主である。