先軍思想はチュチェ思想の原理とその原則的要求にもとづき、先軍革命原理と原則を科学的に定立した。
チョンテ（銃）哲学と先軍の原理は、先軍思想の基礎となる先軍革命原理である。
チョンテ（銃）哲学は、革命は銃によって切り開かれ前進し、完成されるということである。
この革命原理は大きく二つの本質的内容をもっている。
まず、帝国主義などのあらゆる反革命勢力との熾烈な力の対決で決定的勝利をもたらす基本要因は、銃であるということである。
また、社会主義建設においても銃が決定的役割を果たすということである。先軍の原理は、軍は党であり国家であり人民であるという原理である。
この原理の本質的内容は、軍によって党と国家、人民の運命が決定されるということである。
革命軍隊が強ければ、たとえ党が崩れても再建できるが、軍が弱ければ革命の獲得物を固守できないのはもとより、党も維持できず国が滅びるようになり、人民は奴隷の運命を免れない。こういう意味で軍はすなわち党であり国家であり人民であるというのである。軍事優先の原則と先軍後労の原則は、先軍革命において堅持すべき原則である。
軍事優先の原則は、革命と建設において軍事をほかのすべての活動に優先させ、それに最大の力を入れる原則である。
先軍後労の原則は、革命と建設において革命軍隊を主力軍に押し立てる原則である。
