観点と立場、方法論とは何か

哲学的意味における観点と立場は世界を見てたいする上で人々が堅持すべき根本態度、基本姿勢のことをいう。

一方、方法論とは事象を認識し改造するための妙術、方式である方法に関する体系化された理論を意味する。

哲学的方法論は全体としての世界を見てたいするもっとも普遍的で根本的な方法を込めている。

世界にたいする人々の観点と立場は事象を認識し改造する上で堅持すべきもっとも基礎的で一般的な姿勢、態度を込めていることにより、それがすなわち認識と改造のもっとも一般的な哲学的方法論となる。

世界にたいする主体的な観点と立場の意義はそれが世界を認識し改造し、自己の運命を切り開いていくための人間の活動でもっとも一般的な哲学的方法論となるというところにある。