政治において自主の原則は、政治分野で自主性を具現するための指導的原則である。
政治において自主性を堅持するというのは、自国人民の民族的独立と自主権を固守し、自国人民の利益を擁護しその力に依拠する政治を実施するということである。
各国人民が政治分野で他国のいかなる干渉も許さず、自主的権利を行使するここに、政治において自主性を堅持するという原則の革命的本質がある。
政治において自主性を堅持することは自主性を目指す人民大衆の革命闘争で提起されるもっとも重要な要求である。
政治において自主性を堅持すべきことはまず、政治が社会生活で決定的意義を有する分野だからである。
政治は社会生活のすべての分野を規制し、社会の発展は政治によって導かれる。思想における主体も政治において自主に表現され、経済において自立、国防において自衛も政治における自主によって保証される。
政治において自主性を堅持すべきことはまた、政治的自主性が自主独立国家の第一の表象であり、第一の生命であるからだ。
政治的自主性のない国は事実上、自主独立国家と言えない。どういう民族であれ、政治において自主性を堅持してこそ、独立と自由を保障することができ、幸福と繁栄を遂げることができる。
革命闘争は政治的自主性を目指す闘争である。革命と建設のすべての問題が直接的に政治に依存するだけに、革命偉業の運命は結局、政治的自主性によって左右されると言える。
自主的な政治はいくら困難で複雑な情勢の中でも革命の根本原則と人民大衆の自主的要求と利益に即して路線と政策を立て、一貫性をもって貫徹して、革命と建設を勝利へと導き、対外関係で完全な自主権と平等権を行使し、国の尊厳と威容を高く轟かせるようにする。